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世界の機関投資家の運用動向 【2025年第4四半期】アクティブとバリューに試練
Nasdaq eVestment™ プラットフォームには、世界の運用会社から機関投資家が運用する伝統的資産およびヘッジファンドの資産データが戦略単位で報告される。それらのデータを基に、機関投資家の運用動向を振り返ろう。(記事中の金額は米ドル)
■Nasdaq eVestment™とは……
ナスダックが提供する機関投資家向けのデータ分析プラットフォーム。2万7800以上のアクティブ運用戦略を網羅し、アセットオーナーやコンサルタントが資産運用会社のスクリーニングなどに活用する。パフォーマンスやリスク指標の比較、ESG 分析、資金フローの把握が可能で、投資判断の精度向上に貢献する
ナスダックが提供する機関投資家向けのデータ分析プラットフォーム。2万7800以上のアクティブ運用戦略を網羅し、アセットオーナーやコンサルタントが資産運用会社のスクリーニングなどに活用する。パフォーマンスやリスク指標の比較、ESG 分析、資金フローの把握が可能で、投資判断の精度向上に貢献する
流出続く株式の受け皿は「パッシブ」運用に集中
2025年第4四半期(10~12月)、FRB(米連邦準備理事会)は累計2回の利下げを実施し、政策金利の誘導目標は3.50~3.75%となった。他方で日本銀行は、12月に政策金利を30年ぶりの高水準となる0.75%へ引き上げ、ほかの主要中央銀行と対照的だった。株式市場では魅力的なバリュエーションを背景に欧州・日本株が米国株をアウトパフォームし、STOXXヨーロッパ600の+6.5%、TOPIX(東証株価指数)の+8.8%に対し、S&P500は+2.7%、ナスダック100は+2.3%にとどまった。
Nasdaq eVestment™プラットフォームに報告されたデータ(2026年2月27日時点)によると、2025年第4四半期には、世界の機関投資家は「株式売り、債券・キャッシュ買い」を進めた様子が窺える。株式プロダクトから2,114億ドル、マルチアセット戦略から172億ドルが流出した一方、債券戦略へ546億ドル、キャッシュ・安定価値債券戦略へ514億ドルが流入。ただし前期(株式-2,589億ドル、マルチアセット-234億ドル)と比べれば流出規模は縮小しており、資金移動の勢いには鈍化の兆しが見える。
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