J-MONEYカンファレンス「金利ある世界のプライベート資産運用〜機関投資家のための戦略的アロケーション再考〜」が2026年4月9日、東京・日本橋のベルサール東京日本橋で開催された。冒頭でみずほ銀行の唐鎌 大輔氏が特別講演し、現在の為替動向について、「ドルへの信任低下が、円の信任低下にも波及している」などと述べた。パネルディスカッションでは、ラッセル・インベストメントの高橋 克典氏とマツダ企業年金基金の中村 由佳氏がパネリストとして登壇し、プライベート投資の現在地や今後について、それぞれの立場や経験から議論を深めた。

特別講演2026年主要通貨為替見通し〜『弱いドル』でも『弱い円』の実相〜
「米国一蓮托生リスク」が顕在化
直近「円だけは要らない」4年間

最初に円相場の現在地を確認したい。【図表1】は、現在の円安傾向が始まった2022年初頭からの主要国の名目実効為替相場を示している。一目瞭然だが大きく右肩上がりのスイスフランをはじめ、他の国がほぼ横ばいで推移している中、日本円だけが下落し続けている……
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みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト 唐鎌 大輔氏

みずほ銀行
チーフマーケット・エコノミスト
唐鎌 大輔

スポンサーセッションフランクリン・テンプルトン・ジャパン
中長期的な追い風を受ける不動産デットが「金利ある世界」で真の分散効果を実現する

不動産デットは、不動産を担保にローンや債券の形態で資金を提供する投資である。リターンの源泉は利息収入で、原資は賃料収入や不動産価値に裏打ちされたキャッシュフローだ。資本構成上はエクイティの上位に位置するため、不動産価格が下落してもエクイティが“クッション”となって先に損失を吸収し、元本が保護されやすい構造となっている……
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桑添 昌計氏

フランクリン・テンプルトン・ジャパン
プライベートクレジットチーム
シニアオルタナティブスペシャリスト
桑添 昌計

スポンサーセッションロベコ・ジャパン
保守的な資本構造と厳格なコベナンツがもたらす米国ローワー・ミドル市場の投資妙味

ローワー・ミドル・マーケット(LMM)と大企業向け融資の違いは、資本構造、貸し手保護、主導権、分散の4点で整理できる。1点目の資本構造では、LMMは大企業向けよりレバレッジが約0.4倍低く、LTV(ローン・トゥ・バリュー)も約6%低い水準にとどまる。また企業規模が小さい分、約40bpsの上乗せスプレッドが乗る……
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ロベコ・ジャパン運用部長 白石 浩一氏

ロベコ・ジャパン
運用部長
白石 浩一

スポンサーセッションキャピタル・ダイナミックス
1兆ドル市場へ拡大するPEセカンダリー小規模案件への集中で価値を捉える

当社はPEとクリーンエネルギー・インフラ投資を主に手掛けるオルタナティブ運用会社だ。運用・助言資産は150億ドル超で、グローバルに13拠点を構える。30年以上の投資経験を有し、プラットフォーム全体で7,000社超のポートフォリオ企業をフォローしながら、世界中のGP(ファンド運用者)との関係を深めてきた……
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セカンダリー投資部門ヘッドシニア・マネージング・ディレクター ジョセフ・マークス氏

キャピタル・ダイナミックス
セカンダリー投資部門ヘッド
シニア・マネージング・ディレクター
ジョセフ・マークス

パネルディスカッション
市場混乱期、プライベート投資の役割とは 〜コンサルタントと年金運用責任者が語り合う〜

(高橋)最初に強調したいのは、プライベートアセットに取り組む場合、その目的と、どのような効果を期待しているのかを明確にする必要があるということ。インカム性に期待するのか、高いリターンを望むのか。また安定性を重視するのか、成長性にベットするのか、といったことだ……
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パネラーのみなさん

パネラーの皆さん