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株式 高値更新を繰り返す。日本株上昇の原動力
AI・半導体分野が株価上昇を牽引

主席研究員 チーフ株式ストラテジスト
井出 真吾氏
2026年4月27日、日経平均株価が史上初めて終値で6万円を超えた。同年2月下旬に5万9,300円台まで上昇した後、中東情勢の緊迫化で3月上旬の5万1,400円台まで8,000円近く急落したものの、その後わずか1カ月で急速に回復した。米S&P500も中東情勢を受けて9%ほど急落したが、4月下旬には史上最高値を更新した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物価格が100ドル前後で高止まりするなか、急ピッチに株価が上昇した背景には、米国とイランが停戦期限を延長したことを受けて軍事攻撃終結への期待が株式市場で高まったことや、AI(人工知能)・半導体関連銘柄の株価上昇が牽引したことなどが挙げられる。
まず軍事攻撃の終結について、トランプ米大統領や側近の言動からは、ガソリン価格高騰によるインフレ再燃や支持率低下への対策を急ぎたい様子が読み取れる。それだけでなく、2026年の5月の米中首脳会談を皮切りに、建国250周年(同年7月)、中間選挙(同年11月)といった重要イベントを控えているトランプ政権にとって、早期に戦闘を終結させたい思惑があるのは間違いなさそうだ。
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