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ルーミス・セイレス 質を伴う成長と割安度に注目したグロース株式戦略
成長株式の運用担当者の多くは、株価上昇トレンドに追随して投資を行う。一方ナティクシス・インベストメント・マネージャーズ傘下のルーミス・セイレスの『成長株式戦略』(GES)はアプローチが異なる。米国から来日したルーミス・セイレス バイスプレジデント プロダクト・マネジメントのホリー・ブリッグス氏に運用プロセスの特徴を聞いた。
(取材日:2022年11月7日)
多くの成長株式運用担当者は株価の上昇トレンドを確認し、反転・下落する前に売却しようとする。しかし、同じ成長株式でも、ルーミス・セイレスの成長株式戦略チームでは、逆張りのアプローチをとる。
同社 バイスプレジデント プロダクト・マネジメントのホリー・ブリッグス氏は、「我々はボトムアップのファンダメンタル分析を通じて、事業の質が高く、耐久性に優れ、採算性の高いキャッシュフロー成長のある企業の本源的価値を推定し、候補リスト(ライブラリー)に掲載する。そして、株価が調整される機会を待ち、その上で、十分割安になった場合にのみ投資を実行する。魅力的なエントリーポイントとなるまで、時に何年も辛抱強く待つ」(ブリッグス氏)。
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