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マクロ経済 LED戦略とCDB戦略
平時の「LED戦略」、有事の「CDB戦略」
筆者はマイナス金利も含めた超低金利状況、「金利水没」での対応策として「LED戦略」を紹介してきた。LED戦略とは、金利水没下の運用戦略3次元で、LはLong(長期)、Eは External (海外)、DはDiversified(多様)である。
一方、コロナショックからリスク資産を回避する「質への逃避」が生じ、LEDの逆、緊急避難的「CDB戦略」も生じた。平時ではLED戦略でも、有事では、「L」の次元で「キャッシュ」現金回帰「C」(Cash)。「E」の次元で、自国回帰、脱グローバル化の「D」(Domestic)。「D」では、多様な商品への分散でなく、基本に戻る「B」(Basic)で、具体的には運用の基本・主食としての債券(おコメ)だ。
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