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REIT コロナ禍からのリバウンドは一巡。オフィスは需要悪化で弱含む流れ
NAV倍率は平時水準をほぼ回復
2018年から2019年にかけて株式をアウトパフォームしたREIT(不動産投資信託)は、2020年には3年ぶりに株式をアンダーパフォームした。同年のTOPIX( 東証株価指数)の総合リターンがプラス7.4%で着地した一方、東証REIT指数はマイナス13.4%と低迷した。
REITのパフォーマンスが低迷した背景としては、18年から19年の好パフォーマンスの反動、主要投資家である地方銀行など国内金融機関がロスカットなどでポジションを落としたこと、オフィス市況が反転調整に入るなど新型コロナウイルス感染症の打撃が大きいことなどが挙げられよう。
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