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株式 「円ゼロ時代」の終焉は明るい「主体的判断の時代」の入り口に
染み付いていた三つの「ゼロ」

ウェルスマネジメントリサーチ部
部長・GIC議長
チーフ・グローバル投資ストラテジスト
宮本 諭氏
長きにわたり日本経済に染み付いていた「円ゼロ世界」とは何だったのか。それは①ゼロ物価、②ゼロ借入コスト、③ゼロ投資利回り――という3つの「ゼロ」によって構成された、世界的・歴史的に特異な経済空間であった。
日本国債市場にとって2019年9月3日は、あらゆる年限の国債金利がゼロ近傍に収斂(しゅうれん)した一つの到達点として、長く記憶されるかもしれない。マイナス金利とイールドカーブ・コントロールが導入され、国債金利は15年物までマイナス圏に沈下。20年物でやっとプラスになり、40年物は0.11%にとどまった。パーフェクトなゼロ・イールドカーブと言って差し支えない。
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