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年金資産運用・基礎の基礎 新シリーズ 【ヘッジファンド探究】第2回ヘッジファンドの基本構造〜「歪み」と「流れ」で戦略の全体像をつかむ~
第2回の今回は、ヘッジファンドでどのような戦略があるかを見ていきます。ヘッジファンドの戦略はさまざまで、個別に見ていくと全体像がつかみにくい面があります。そこで、今回は「歪み」と「流れ」を軸に整理し、戦略の全体像をつかんでいきたいと思います。ラッセル・インベストメントで主にヘッジファンドを担当する河西正勝さんに解説していただきます。
個別性が強く、戦略も状況に応じ変化
ヘッジファンドの戦略は本当にさまざまで、どこかつかみどころがない印象があります。前回では、市場の「歪み」を捉えたり、「流れ」を先んじて読んだりすることでリターンを生むというお話がありました。この辺りがヘッジファンドを理解するポイントになるのでしょうか。
河西 その通りです。ヘッジファンドは個別性が強く、そのときどきの状況に応じて戦略も変化していきます。そこで今回は、「歪み」と「流れ」を軸に戦略を整理してみましょう。ヘッジファンドの戦略は、このいずれか、あるいは両方にあてはまることが多いと思います。
理論的に見た歪み、運用者から見た歪み
まず「歪み」について教えていただけますか。よく聞く言葉ですが、使われ方が幅広くて、少しイメージしづらいところもあります。
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