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2024年 債券投資の着眼点 利回り・役割の見直しの契機。円債投資が復活する転換点となるか機関投資家のポートフォリオ戦略【コラム】
ベース金利の上昇で長期的な投資妙味
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投資評価本部 副本部長 兼 資産運用コンサルティング事業部長
舎利弗 孝通氏
1999年に格付投資情報センター入社。企業年金のコンサルティング業務に従事。2021年、資産運用コンサルティング事業部長。2022年より現職。日本証券アナリスト協会検定会員。
目下、債券投資の最大の注目点は海外金利の動向、特に米国の金利動向だ。市場では米国の利上げは最終局面に差し掛かっているとの期待感で盛り上がっている。日本でも金融政策の転換の可能性が高まってきている。2023年にYCC(長短金利操作)には実質的な修正が入ったが、短期金利はまだ上がってきていない。利上げが実現するのか注目だ。
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