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エネルギー危機と新冷戦下、ドル円相場は130円へ上昇しよう
- 有事の円買いは完全に消滅した
- 米ソ冷戦下に勃発した2回の石油危機
- 金融緩和と財政拡大がインフレを助長
- ドル円相場は130円まで上昇しよう
有事の円買いは完全に消滅した
ロシアのウクライナ侵攻は、世界経済に新たなエネルギー危機と欧米対中ロという冷戦構造をもたらしたようである。
両者は、我が国に関して、エネルギー輸入増による経常収支の悪化、国内物価上昇による購買力平価の円下落、低エネルギー自給率や非同盟国との地理的・経済的近接性による地政学的な脆弱性などを通じて円売り要因となる。
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