Asset Watch J-REIT編 第2回 ロジスティクス、データセンター、ライフサイエンスの関連物件に注目
日本国債の利回りが低いため不動産スプレッドは魅力的
アクサ・インベストメント・マネージャーズ・オルタナティブ・インベストメント事業部門(アクサ IM オルツ)では、非上場不動産ファンドについて、英国の調査会社PreqinやANREV(アジア非上場不動産投資協会)などのサードパーティ機関が提供する情報を活用している。これらの情報と同社独自の市場モニタリングとを合わせ、プライベート・ファンド市場を評価する。これに対して上場不動産市場は、FTSE EPRA/NAREIT グローバル不動産インデックス・シリーズのJ-REITデータから得られる時価総額、構成銘柄数、イールド、リターンのモニタリングを通して分析するという。
アクサ IM オルツによると、不動産/インフラファンドの特徴は他の主要資産クラスとの相関性の低さにある(場合によっては負の相関が生じることがある)という。そのため、多様な資産で運用するポートフォリオに不動産やインフラを加えることで、ポートフォリオのボラティリティを低くして、リスクに対するリターンを高める効果が得られるとする。アクサ・インベストメント・マネージャーズ アジア太平洋地域責任者のローラン・ジャックマン氏は、不動産/インフラファンド投資の魅力について、次のように語る。
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