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株式 日経平均株価は2021年前半ピークか。割安株にアウトパフォーム機運
原材料の高騰が新たな課題
東京証券取引所( 東証)1部( 除く金融)の2020年度3Q(10~12月期)の企業業績は、前年同期比2%の減収ながら13%の営業増益となった。アナリストの事前コンセンサスでは10%以上の減益見通しだったので、想定を大きく上回るサプライズ決算となった。
通期の業績予想も上方修正ラッシュとなり、日経平均株価が3万円を突破する原動力の1つになったと考えられる。
営業利益が上ぶれた背景には、新型コロナウイルス感染拡大の影響で企業が原材料費や販管費などのコストを大きく削減していた中、売上高が想定以上に回復して営業利益が膨れあがったことがある。結果として営業マージンは四半期ベースで過去最高レベルに近いところまで改善した。
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