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REIT 今後の本格回復には自社株買いと増配施策が必要
下落の原因は円金利上昇

エクイティ調査部
シニアアナリスト
大畠 陽介
2026年に入り6月までREIT(不動産投資信託)は調整局面が続いた。2026年初頭にはREIT市場全体のNAV(純資産価値)倍率は1.0倍を回復しつつあったが、足元では再び0.8倍台まで低下している。REIT市場の調整の最大の原因は、長期金利の上昇にあったと考えている。
2026年3月以降、長期金利は上昇ペースを強め、ゴールデンウイーク(GW)期間にかけては2.5%に近づき、GW明けには2%台後半まで上昇基調が継続した。金利上昇によってREITの配当利回りと長期金利との利回り差(イールドスプレッド)の縮小や支払金利増加による利益圧迫懸念が生じることが、下押し要因となる。
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