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モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント 米国発、“パイオニア”運用会社のレガシーをMSIMのリソース活用しグローバルに展開
2021年3月のモルガン・スタンレー(MS)によるイートンバンス買収に伴い、MS傘下の資産運用会社モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(MSIM)は運用プラットフォームにカルバート・リサーチ・アンド・マネジメント(以下、カルバート)を迎え入れ、ESG投資関連サービスの高度化を図る。
(取材日:2022年12月6日)

サステナビリティ・グローバル責任者 兼
債券部門サステナブル投資責任者
ナビンドゥ・カトゥガンポラ氏(左)
カルバート・リサーチ・アンド・マネジメント
エグゼクティブ・バイスプレジデント 兼
チーフ・レスポンシブル・インベストメント・オフィサー
エミリー・チュー氏(右)
カルバートは、米国で初めてESGに関する株主提案を行ったミューチュアル・ファンド会社であり、1982年に最初の責任投資戦略の提供を開始するなど、米国におけるESG投資のパイオニア的な運用会社として広く認知されている。40年の実績を持つ同社は、現在では40超の運用戦略(株式・債券・マルチアセット)を提供しており、その全てがESG関連戦略で、自社チームによる独自のESGリサーチに基づいている。
MSIM サステナビリティ・グローバル責任者のナビンドゥ・カトゥガンポラ氏は、統合について次のように期待を滲ませる。
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