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為替 米ドルと円の弱い状態が続き、クロス円が上昇しやすい環境
円は主要通貨のなかで最弱
2019年は1月3日に急激な円高が進み、ドル/円相場は109円台から104円台まで急落した。もっとも、その後円は売り戻され、1月3日以降で見ると円は主要通貨のなかで最弱通貨となっている。1月3日の円急騰も含めた年初来の騰落率を見ても、円は主要通貨のなかでスウェーデン・クローナの次に弱い通貨となっている。
一方、2019年3月4日現在、最強通貨となっているのは英ポンドだ。英国のEU(欧州連合)離脱に向けた動きはいまだに混沌としているが、市場は「合意なき離脱」のリスクが後退していることを織り込んだのだろう。ちなみにエマージング通貨のなかで強さが目立つのはロシア・ルーブルで、弱さが目立つのはアルゼンチン・ペソだ。
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