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データ主導の投資家が注力すべき3つのポイント【後編】~インデックス誕生から半世紀 データの民主化による機会と課題~
▶本記事は「データ主導の投資家が注力すべき3つのポイント」の後編です。前編はコチラからお読みいただけます。
課題は「アクセス確保」から「氾濫するデータへの対処」へシフト
2020年にGoogle CloudとHarvard Business Reviewが業界リーダーを対象に実施した調査によると、調査対象者の97%が、組織全体でデータとアナリティクスにアクセスすることがビジネスの成功に不可欠だと考えているという結果があります。
一方で、それを可能にするインフラが整っている、と考えているのは、わずか60%に過ぎないと同調査は示しています。データが広大な大河だとしたら、川の水の量が無限に増えて起こる氾濫のような現象がここ数年、起きているのではないでしょうか。つまり、データの希少性は、すでに対極にある別の難問に取って代わっている、ということです。
この状況を投資家の視点から、具体的に見ていきましょう。
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