J-MONEYでは、証券リサーチレポートの閲覧サービスを手がけるアイフィスジャパンの協力のもと、「2022年ベストリサーチハウス・ランキング」をまとめた。

アクセスランキングの「銘柄・セクター」部門では、前回に続き野村證券が首位を飾った。2位は三菱UFJモルガン・スタンレー証券で変わらず、3位にSMBC日興証券が浮上した。

「マクロ・ストラテジー」部門では、大和証券グループが前回から首位をキープ。2位に野村證券が浮上した。また前回ランキングで10位だった岡三証券が8位と、唯一2つ順位を上げている。

「規模別」では、2022年4月に東京証券取引所の市場区分が再編されたことを受け、カテゴリーを見直して実施。新たに設定された「大型株」部門では、前回「1部・2部市場」トップの野村證券が1位。同じく新設の「中小型株」部門では、前回「新興市場」で1位だったいちよし経済研究所が1位となり、前回の首位走者が新カテゴリーでも安定した強さを見せつける結果となった。

業種別の証券会社ランキングでは、前回に続き野村證券が最も多く1位を獲得。「1位業種数」ランキングでは、SMBC日興証券やモルガン・スタンレーMUFG証券が前回から1つずつ順位を上げた。

【ランキングの集計方法】

アクセス比率(%)=証券会社ごとのアクセス件数÷総アクセス件数×100
(2022年1月1日~12月31日に発行されたレポート(1年分)に対し、2022年1月1日~2023年1月15日のアクセスを対象)
※集計対象は機関投資家のアクセス件数に限定(事業法人は含まず)

■集計方法の変更(2022年より) 
東京証券取引所の市場区分再編を踏まえ、これまで市場区分により「1部・2部市場部門」「新興市場部門」と分類していたランキングを時価総額を基準にした「大型株部門」「中小型株部門」の分類に変更しました。
大型株:12月末時点の時価総額の上位10%以内の銘柄
中小型株:12月末時点の時価総額の上位10%未満の銘柄

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