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為替 世論の圧力でFRBは軌道修正。緩やかかつ持続的なドル安方向へ
2023年のドル円相場は下落基調
ドル円相場は2022年3月以降の半年強で、115円前後近辺から152円手前まで30%超も上昇した。その主因は、内外の金融政策格差にあると総括できる。
とりわけ、FRB(米連邦準備理事会)が金融政策スタンスを引き締め方向に変化させ続け、それを追う格好でドル高が進行したことが方向性、勢いを決定づけたと言えよう。2023年のドル円相場は、そうしたドル高の終焉により下落基調となるとみている。
■1990年以来のドル円相場(月足)
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