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FRBが緩和策をゆっくりと縮小すべき理由ダラス連銀総裁に聞く
まずは国債とMBS買い入れ見直しを
米連邦準備制度理事会(FRB)の一部高官は、わずかであっても金融政策の引き締めを開始するよう働きかけている。ダラス連銀のロバート・カプラン総裁は、その考えを公の場で最初に発言した。ハーバード・ビジネススクールの元教授であり、ゴールドマン・サックスに23年間勤務していた同総裁は、今年は連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権がなく、投票権を持つのは2023年の予定だ。全てを考慮したうえで、暴走するインフレよりも今年以降の経済成長を心配しているようで、段階的な量的緩和縮小(テーパリング)を提唱している。
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