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マクロ経済 「資産運用トラウママップ」からみた世代間ギャップ
資産運用トラウママップ初公開
日本で資産運用が進まない要因として株式市場へのトラウマがある。そこで世代別に抱くトラウマを考えるために、岡三証券では以下の「資産運用トラウママップ」を考案した。
トラウママップは、縦軸が投資開始年で、横軸が投資年限を示し、毎年1万円を日経平均株価にコンスタントに投資した場合の期間別利回りを示している。ここで、最も下の2020年に開始した世代の1年間の投資利回りは22.0%となる。2020年に開始した世代から始まり、1981年に開始した人まで、現在に至る長期の運用利回りは対角線上に示される利回りになる。
どれもプラスが確保され、長期にわたって投資を行えば利回りはプラスになる長期投資のメリットを示している。
同図表が示すのは、資産運用に向けたトラウマを抱く世代が存在するものの、変化を促す主体として20代、30代を中心とした新たな世代が存在する二極化にある。
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