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トップインタビュー 長期投資の価値を共有していく~フィエラ・キャピタル
2024年4月、フィエラ・キャピタル日本拠点の新たなトップに、クリストファー・モレル氏が就任した。モレル氏は同社のアジア太平洋地域を統括するロバート・ペティ氏とともに、J-MONEYのインタビューに応じた。
デフレからインフレへ経営改革が進む日本市場に熱視線
アジアの環境を踏まえ、日本市場にどのような商機を見出しているか。
ペティ アジア経済は非常に多様で、市場のボラティリティは高い。投資機会は多く、今後も底堅い市場を持続していくだろう。当社のような長期戦略の投資家にとって、期待できる市場であることは間違いない。
加えて、現在は金利水準が極めて高く、世界情勢も不安定だ。アジア地域の機関投資家の間では、ポートフォリオの安定に寄与するクレジット投資への関心が高まっている。これは長年、安定した長期運用を生業としてきた“保守的なカナダの運用会社”である当社にとって商機だ。
とりわけ、日本では政府や証券取引所が主導する改革やインフレの影響によって、さらなる成長が期待できる。だからこそ拠点を置き、長期的に日本にコミットしていく意向だ。
日本市場の可能性とは。
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