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マクロ経済 1ドル170円は回避できるか 円安是正へ問われる財政政策の信認
28年ぶりの日米協調介入

金融ITイノベーション事業本部
エグゼクティブ・エコノミスト
木内登英氏
2026年7月31日に、日米は協調して為替市場に介入したと見られる。日米の協調介入は、東日本大震災で円高が進んだ2011年以来、15年ぶりとなる。また、円買いの協調介入としては金融危機への対応が迫られた1998年以来、28年ぶりだ。自然災害や金融危機といった非常時ではない、いわゆる平時に協調介入が行われたことはかなり異例である。ただし、事実上の基軸通貨であるドルの信認に与える悪影響に配慮して、米トランプ政権はドル売りではなくユーロ売り・円買い介入を行った点や、日本の介入額に比べて小規模であった点に、米国政府の慎重姿勢もうかがえる。
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