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マクロ経済 コロナ禍からの復調に難儀する日本。出遅れは反発のバネに
GDP水準はG20最後部
日本経済は残念ながら新型コロナウイルス禍からの回復に手こずっている。2022年第2四半期の実質GDP(国内総生産)は季節調整済前期比年率で3.5%増となり、第1四半期のほぼ横ばい(0.2%増)から持ち直した。しかし、それでもG20(20カ国・地域)諸国・地域で比較すると、日本の2019年対比で見たGDP水準は2%弱低く、ロシアに次いで2番目に低かった。
当社の見解では、日本経済の回復が出遅れてきたのには、次の3点が大きく影響している。
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