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株式 日経平均6万円まで上昇か、AI相場の腰折れには注意
前年比2桁以上の増益の見通し

チーフマーケットストラテジスト
市川 雅浩氏
当社は2026年の日本株について、総じて堅調に推移すると予想している。近年の国内における「物価の上昇」や「賃金の上昇」といった「マクロ」環境の変化は、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)をここ数年で大きく押し上げた要因と推測される。2026年も、物価上昇のモメンタム(勢い)と賃上げの流れが続き、日本株にとって好ましいマクロ環境が維持される可能性が高いと思われる。
一方、企業レベルの「ミクロ」においても、東京証券取引所が市場を再編し(2022年4月)、資本コストや株価を意識した経営を企業に要請した(2023年3月)ことを受け、株主還元強化や事業再編などによる資本効率改善の動きが見られるようになった。2026年はコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)の改訂が予定されており、現預金を投資などに有効活用できているか、企業に検証が求められる見通しである。企業が現預金を成長投資などに活用すれば、ROE(自己資本収益率)のさらなる改善も期待される。
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