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知りたい!隣の企業年金【先輩に聞く】第3回 基金目線でコンサルタント業務サポート〜かつての同業と本音ベースで議論や相談
「知りたい!隣の企業年金」特別編の【先輩に聞く】。第3回の今回は、ジェイティービー企業年金基金の元常務理事兼運用執行理事で現在、野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティングでシニア・エグゼクティブ・アドバイザーを務める田口凡生(たぐち・つねお)さんを訪ねました。
年金運用の現場の声を社内に伝える
田口さんといえば、野村グループの大規模なセミナーなどでモデレーターを務める姿をよくお見かけします。企業年金の実務に精通しているだけあって、関係者のみなさんの本音を上手に引き出しているのが印象的です。まずは、長い名前の会社の簡単なご紹介と、現在のお仕事の内容を教えていただけますか。
田口 通常は略称の「NFRC」と呼んでいます。私は2018年から野村證券の年金コンサルタント部門であるフィデューシャリー・マネジメント部に属していましたが、2021年12月にファンド分析と評価を行う野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー(NFR&T)と事業統合してNFRCが誕生し、私は現在NFRCのフィデューシャリー・マネジメント部に所属しています。年金基金や学校法人などアセットオーナーのお客様への資産運用のコンサルティング業務を行う部署です。
私自身のミッションは野村證券時代から変わらず、主に3つあります。
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