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加藤出レポート2023年7月7日号 植田日銀の事実上の円安誘導に苦しめられる日本国民
円安誘導を事実上行ってきた植田新体制の3か月間
植田総裁率いる日銀新体制が発足してこの週末で3か月が経過する。当人たちは否定するだろうが、この間の日銀は事実上、円安誘導を積極的に行ってきたといえる。
上のグラフの左側は、主な先進国の中央銀行の(短期)政策金利の推移である。日銀だけが超然とマイナス金利を続けている。日本のインフレ率が突出して低いというのなら理解できるが、実際はそうではない。
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