学校法人・金融法人の担当者必見!機関投資家ゼロからの資産運用 【プライベート・アセット再入門】第3回 プライベート・デット、銀行『補完』し成長〜安定インカムが魅力だが透明性に課題も
シリーズ第3回は、プライベート・デット(PD)を採り上げます。プライベート・エクイティ(PE)に続くプライベート・アセットの代表的資産について、ラッセル・インベストメントの藤井春登さんに解説していただきます。
日本の新聞にもPDが登場する時代
2026年に入る前後ぐらいから、プライベート・デットが日本の新聞にも登場するようになりました。世間の注目が高まっている領域と言っていいのでしょうか。
藤井 そうですね。片山さつき財務大臣がプライベート・デットについて会見中で言及するなど、関心が高まっています(※1) 。プライベート・アセットは一部の機関投資家と運用会社だけで構成された「ムラ社会」のような時代もありましたが、今は幅広く社会に浸透してきている証しと言えるでしょう。
最近の報道ではプライベート・デットをネガティブなトーンで扱っていることもありますが、そもそもプライベート・デットとは何か、という基礎的な部分からきちんと解説したいと思います。
※1 時事ドットコム(2026年4月10日:https://www.jiji.com/jc/article?k=2026041000802&g=eco)
銀行システムの外側で「融資」
私たちは「オルタナティブ」、「プライベート・デット」といった言葉にすっかり慣らされましたが、こうした横文字あるいはカタカナ用語では実態がイメージしにくいですよね。
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