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J-MONEY2017年春号 注目記事

機関投資家向けファンド全6部門のランキング

J-MONEYファンド大賞2016

ファンドのデータベースを運営するeVestmentの全面協力のもと、優れた運用実績を挙げた機関投資家向けファンドを表彰する「J-MONEYファンド大賞」。全6部門のランキングと、上位に入賞したファンドの運用会社のコメントを紹介する。

 2回目の開催となる「J-MONEYファンド大賞」では、機関投資家向けのファンドを対象として、良好なパフォーマンスを挙げたファンドを表彰する。各ファンドのパフォーマンスの評価は、各プロダクトのトータルリターンに基づく。

 今回も前年に引き続き、eVestmentのデータベースに登録されているプロダクトのうち、国内株式(J-REITを含む)に投資するファンドを評価の対象とした。「J-MONEYファンド大賞」の結果を、今後の運用会社選びの参考としていただきたい。

■オールキャップ1年

順位 運用会社 プロダクト名/登録名 トータル
リターン(%)
1 日興アセットマネジメント 国内株式イベントリスク回避型運用戦略/Japan RMI Quant Strategy 13.42
2 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント GS日本フォーカス・グロース/Japan Equity Partners 11.70
3 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント 好配当日本株運用/Japan Value Equity Income 10.12
4 三井住友アセットマネジメント Jリートアクティブ/SMAM J-REIT Active 10.06
5 TMインベストメント DCFに基づく集中型日本株投資/DCF-based Concentrated Japan Equities 9.49
6 大和住銀投信投資顧問 国内株式 高配当型/Japan Equity High Dividend 9.37
7 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント SJAMバリュー運用/Japan Value Equity Concentrated 9.30
8 イーストスプリング・インベストメンツ 日本株式フォーカス・バリュー戦略/Japan Focused Value 9.08
9 スパークス・アセット・マネジメント 日本株式長期厳選投資戦略/SPARX Japan Equity Focus All Cap Strategy 9.02
10 ウエリントン・マネージメント Japan Contrarian Value 8.43

■オールキャップ5年

順位 運用会社 プロダクト名/登録名 トータル
リターン(%)
1 スパークス・アセット・マネジメント 日本株式長期厳選投資戦略/SPARX Japan Equity Focus All Cap Strategy 29.70
2 ダルトン・インベストメンツ Dalton Japan Equity 26.57
3 三井住友アセットマネジメント Jリートアクティブ/SMAM J-REIT Active 25.28
4 フィデリティ・インターナショナル フィデリティ・ジャパン・アグレッシブ・グロース/Japan Aggressive Growth (Nicholas Price) 24.79
5 GAM GAMスター日本株ファンド/GAM Star Japan Equity – Yen Composite 23.68
6 シュローダー・インベストメント・マネジメント 日本株式イールド戦略/Schroder Japanese Yield Strategy 23.55
7 シュローダー・インベストメント・マネジメント 日本株式オポチュニティ戦略/Schroder Japanese Equity Opportunity 23.44
8 MFSインベストメント・マネジメント MFS日本株式コンセントレーテッド運用/MFS Japan Concentrated Equity 23.26
9 イーストスプリング・インベストメンツ 日本株式フォーカス・バリュー戦略/Japan Focused Value 23.01
10 三井住友アセットマネジメント 国内株式グロース型/SMAM Japan Equity Growth 22.99

■ラージキャップ1年

順位 運用会社 プロダクト名/登録名 トータル
リターン(%)
1 アライアンス・バーンスタイン 日本ストラテジック・バリュー株式運用/AB Japan Strategic Value Equity 5.99
2 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント ラージキャップ・バリュー運用/Japan Value Equity Large Cap 5.02
3 野村アセットマネジメント 野村日本株IPストラテジー/Nomura Japan Stock IP Strategy 4.61
4 ニューメリック・インベスターズ 日本株コア/Japanese Core 3.67
5 JPモルガン・アセット・マネジメント 日本株式ジャパン80/JPM Japan 80 2.56
6 大和住銀投信投資顧問 国内株式 バリュー型(ラッセル野村ラージキャップ・バリューインデックス対応)/Japan Equity Large Cap Value 1.26
7 アリアンツ・グローバル・インベスターズ アリアンツ日本株式運用/AllianzGI Japan Equity Large Cap 1.16
8 MFSインベストメント・マネジメント MFS日本株式運用/MFS Japan Equity -0.62
9 野村アセットマネジメント 野村日本株式最小分散ポートフォリオ/Nomura Japan Equity Minimum Variance -1.23
10 JPモルガン・アセット・マネジメント ジャパン・セレクト/Japan Analyst Strategy -1.24

■ラージキャップ5年

順位 運用会社 プロダクト名/登録名 トータル
リターン(%)
1 ニューメリック・インベスターズ 日本株コア/Japanese Core 20.84
2 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント ラージキャップ・バリュー運用/Japan Value Equity Large Cap 20.10
3 アリアンツ・グローバル・インベスターズ アリアンツ日本株式運用/AllianzGI Japan Equity Large Cap 19.84
4 MFSインベストメント・マネジメント MFS日本株式運用/MFS Japan Equity 19.47
5 野村アセットマネジメント 野村日本株式最小分散ポートフォリオ/Nomura Japan Equity Minimum Variance 19.06
6 フィデリティ・インターナショナル・アセット・マネジメント FIAMジャパン・グロース(アイリーン・ディブ)/Japan Growth 18.78
7 JPモルガン・アセット・マネジメント 日本株式ジャパン80/JPM Japan 80 18.31
8 大和住銀投信投資顧問 国内株式 バリュー型(ラッセル野村ラージキャップ・バリューインデックス対応)/Japan Equity Large Cap Value 17.86
9 アライアンス・バーンスタイン 日本ストラテジック・バリュー株式運用/AB Japan Strategic Value Equity 17.75
10 JPモルガン・アセット・マネジメント ジャパン・セレクト/Japan Analyst Strategy 17.22

■スモールキャップ1年

順位 運用会社 プロダクト名/登録名 トータル
リターン(%)
1 ベイビュー・アセット・マネジメント 厳選日本中小型株式ファンド/Gensen 21.42
2 大和住銀投信投資顧問 国内株式 中小型/Japan Equity Small Absolute Value 17.55
3 ヘンダーソン・グローバル・インベスターズ ヘンダーソン日本中小型株式運用戦略/Japan Equity – Small Cap 17.10
4 インベスコ・アセット・マネジメント インベスコ 日本中小型株式運用戦略/Japanese Equity Small/Mid Growth (Tokyo) 16.02
5 イーストスプリング・インベストメンツ 日本中小型株式戦略/Japan Smaller Companies 15.38
6 パインブリッジ・インベストメンツ パインブリッジ・ジャパン・スモールキャップ・エクイティ戦略/PineBridge Japan Small Cap Equity Strategy 10.43
7 三井住友アセットマネジメント 国内中小型株/SMAM Mid-Small Cap Strategy 8.89
8 三井住友信託銀行 クオンツ・ノンベンチマーク・バリュー型/Japan Market Opportunity ※ 8.85
9 大和住銀投信投資顧問 国内株式 小型フリーアクティブ/Japan Equity Small Cap GARP 8.69
10 BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン BNY Mellon 日本小型株式集中投資型/BNY Mellon Japan Small Cap Equity Focus Strategy 7.62

※当該ファンドは閉鎖が決定している(類似ストラテジーのファンドを提供する予定あり)

■スモールキャップ5年

順位 運用会社 プロダクト名/登録名 トータル
リターン(%)
1 ベイビュー・アセット・マネジメント 厳選日本中小型株式ファンド/Gensen 36.57
2 大和住銀投信投資顧問 国内株式 中小型/Japan Equity Small Absolute Value 32.63
3 三井住友信託銀行 リサーチ・中小型/Japan Small Cap 32.22
4 三井住友アセットマネジメント 国内中小型株/SMAM Mid-Small Cap Strategy 31.16
5 ヘンダーソン・グローバル・インベスターズ ヘンダーソン日本中小型株式運用戦略/Japan Equity – Small Cap 28.74
6 パインブリッジ・インベストメンツ パインブリッジ・ジャパン・スモールキャップ・エクイティ戦略/PineBridge Japan Small Cap Equity Strategy 28.54
7 ニッセイアセットマネジメント ジャパンスチュワードシップ対話型国内株式集中投資運用/Japan Equities Stewardship Fund 28.30
8 イーストスプリング・インベストメンツ 日本中小型株式戦略/Japan Smaller Companies 28.11
9 大和住銀投信投資顧問 国内株式 中小型フリーアクティブ/Japan Equity Mid-Small Cap GARP 26.40
10 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント GS日本小型株ファンド/Japan Small Cap Equity 25.59
◆受賞ファンドの運用会社の声◆

オールキャップ1年 1位
日興アセットマネジメント

 『国内株式イベントリスク回避型運用戦略』は、自社で開発した「N.RMI」という指数を用いて、イベントリスク時に先物でリスクヘッジすることで下落を抑える戦略です。現物株の運用は「エンハンスト・インデックス戦略」でアルファの獲得を目指します。

 こうした運用が可能なのは、当社がクオンツ運用に古くから取り組んできた風土と、高度な運用モデルを開発できる人材を備えているためです。

 今後ボラティリティの高まりが懸念されるなかで、ヘッジ機能を備えた当戦略がより有効になると考えています。

オールキャップ5年 1位
スパークス・アセット・マネジメント

 『日本株式長期厳選投資戦略』は、「マクロはミクロの集積である」というスパークスの投資哲学を忠実に実践した、厳選した投資対象企業に集中投資する戦略です。年間2500社以上の銘柄を調査し、約20社に集中投資します。2月末時点では10銘柄を、2008年3月の設定以来保有し続けています。2019年に創業30周年を迎えるスパークスは、運用の精度を高めるため、韓国や香港支社との連携をさらに強化しており、「世界で最も信頼、尊敬されるインベストメントカンパニー」を目指して研鑽を続けています。

ラージキャップ1年 1位
アライアンス・バーンスタイン

 長い歴史と規律に基づくバリュー投資が私たちの強みです。グローバルに展開する約50名のバリュー株式アナリストがアルファの原動力です。日本株式運用はファンダメンタルズアナリスト7人、クオンツアナリスト1人という体制で、うち6人が経営コンサルタント出身であることも特徴です。『日本ストラテジック・バリュー株式運用』においてもアナリストによるボトムアップの銘柄選択が奏功しました。バリュー投資は長期的に有効な戦略であり、リスクオンに向かう市場環境では、より強みを発揮すると考えます。

ラージキャップ5年 1位
ニューメリック・インベスターズ

 ニューメリックは定量手法を用いた株式投資で25年を超える歴史を持ち、日本株投資でも18年の実績を有します。ボトムアップでの銘柄選択が収益源泉であり、特定のセクターやファクターに対するバイアスを持ちません。歴史的に収益を生み出してきた指標に着目し、収益源泉を分散化することにより、長期に安定的な収益を獲得しています。トレーディングコスト最小化に注力した研究も日々行っています。『日本株コア』戦略が長期的に超過収益を獲得し、ファンド大賞を獲得したことをうれしく思います。

スモールキャップ1年 1位/スモールキャップ5年 1位
ベイビュー・アセット・マネジメント

 私たちは、株式を公開していない独立系運用会社では最大級であり、「マルチブティック型」や「顔が見える運用」等を特徴としています。

 『厳選日本中小型株式ファンド』は、金融業界出身でないファンドマネージャーの岡橋功樹が、中小企業のコンサルティング経験と12年間の企業取材に基づく独自の発想で有望な銘柄を発掘し、20銘柄以下に集中投資することで高い絶対収益を獲得しています。当戦略は現在新規募集をしていませんが、これ以外に岡橋はロング・ショート戦略も提供しています。

※ 釜野氏の現在の肩書は、運用企画部長

オールキャップ1年 2位
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント

 『Japan Equity Partners』(国内では『日本長期成長株集中投資ファンド』などとして提供)は、徹底した調査に基づき、企業独自の成長要因により持続的な成長が見込まれる企業に厳選投資します。(株式運用部長 小菅一郎氏)

オールキャップ1年 3位/ラージキャップ1年・5年 2位
損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント

 当社は数少ないピュアなバリュー・マネージャーとして、高度なバリュー運用のノウハウ、シニアメンバーを中心とする安定した運用チームを強みとしています。(日本株式Gシニア・インベストメントマネージャー 狩野泰宏氏)

オールキャップ5年 3位
三井住友アセットマネジメント

 10年の実物不動産投資の実務経験を持つファンドマネージャーが、設定以来アクティブ度の高いJ-REIT運用を継続、高い超過収益を獲得しています。(株式運用グループ シニアファンドマネージャー REIT担当 秋山悦朗氏)

ラージキャップ1年 3位
野村アセットマネジメント

 『野村日本株IPストラテジー』は、企業を「投資」と「収益性」の観点から評価する当社独自のスマートベータ戦略です。クオンツ運用の30年以上の長い歴史と経験、リサーチ力が当戦略の原動力です。(運用部 師岡勇弥氏)

ラージキャップ5年 3位
アリアンツ・グローバル・インベスターズ

 当社はグローバルな情報網を駆使した分析力が強みです。当該プロダクトは徹底したファンダメンタル分析を元に確信度の高い銘柄群を厳選し、超過収益の獲得を目指します。(運用部 プロダクト・スペシャリスト 武哲明氏)

スモールキャップ1年・5年 2位
大和住銀投信投資顧問

 『国内株式中小型』は、自ら年間約800件の取材を行うなど徹底したボトムアップ調査が特徴。時価総額1000億円未満の株式から、割安な銘柄を発掘します。(バリュー+αグループ シニア・ファンドマネージャー 苦瓜達郎氏)

スモールキャップ1年 3位
ヘンダーソン・グローバル・インベスターズ

 当戦略はアナリストのリサーチ・カバーが少ない中小型株式をユニバースとし、“魅力的な株価水準”と中期的な利益成長を創出しうる“カタリスト”を有する企業に投資します。(日本株式ファンド・マネジャー ユンヨン・リー氏)

スモールキャップ5年 3位
三井住友信託銀行

 『日本株リサーチ中小型運用』は、成長ポテンシャルが高い銘柄を発掘し、短中期的な利益変化を捉えた想定株価に基づく株価ギャップを活用して、中長期的な絶対収益(年率5~10%程度)の獲得を目指します。(運用執行役 丸井聡氏)