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Eコマースではバークレイズと三菱東京UFJ

J-MONEY2015年春号 注目記事

外国為替市場アンケート

プライシングが高評価の野村、JPモルガン
Eコマースではバークレイズと三菱東京UFJ

金融機関が提供する外国為替サービスは、顧客にどのように評価されているのか。J-MONEYでは2014年に引き続き、為替の利用状況や金融機関の商品・サービスへの強化に関するアンケート調査を行った。調査の概要を紹介する。

バックオフィスに強いドイツ銀行

 2014年の為替調査では金融法人のみを対象としていたが、今回は事業法人にもアンケートを実施。前年に引き続き、各金融機関が提供する為替サービスについて、詳細な項目に分けて評価してもらった。

 「為替取引の利用機会が最も多い金融機関」では、東京外国為替市場調査の結果(J-MONEY 2014年秋号に掲載)と同様、三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行が他を引き離して1位、2位となった。外資系では、2014年の調査ではドイツ銀行グループがトップだったが、今回はJPモルガン・チェース銀行が1位。「新たに付き合ってみたい金融機関」でも、三菱東京UFJ銀行に次ぐ2位に選ばれている。

 サービスに対する評価でもJPモルガンの強さが際立っている。「商品・プライシング」では、通貨の豊富さや為替手数料の評価はUBSに譲ったが、プライスの提示スピードやプライスの安定感・流動性、レートの競争力、執行方法ではいずれも外資系金融機関のなかで最高の評価を得ている。国内系では、レートの競争力以外は野村ホールディングスが1位となった。

 「フロントオフィス」「バックオフィス」では、前回の調査で高評価だったドイツ銀行グループが多くの項目で選ばれている。事務手続きのスピードや正確さ、バックオフィスの対応力や情報管理体制などについて高い信頼を得ている。国内系では、事務手続きに関しては大和証券が高評価。「バックオフィス」では野村が支持されている。

大和、シティはレポートに定評

「取引担当者」の項目でも野村とJPモルガンが支持された。外資系ではバンクオブアメリカ・メリルリンチが「相場動向に関する情報」で1位、他の項目ではいずれも2位に選ばれた。「調査レポート・リサーチ」でも2社が強かったが、国内系では大和証券が2位。外資系では「情報量の豊富さ」「情報の質」でシティがJPモルガンに続いた。

 「セミナー・勉強会」については、他の項目より全体的に点数が低く、顧客満足度は相対的に高くないようだ。ただ、情報の質と量ではここでも野村とJPモルガンの2社が高い支持を得た。

 国内系と外資系の評価の差が最も大きかったのが「Eコマース」だ。いずれの項目でも、外資系が国内系を0.5ポイント前後上回った。特に高評価だったのがバークレイズで、「エマージング通貨への対応力」のみシティが1位に選ばれた。国内系では、「システムの使いやすさ」を除いて三菱東京UFJ銀行が1位。三井住友銀行が次点の評価を得た。他の部門では野村の後塵を拝していたが、ここではメガバンクが強さを見せた。

 「マネジメント」の「経営基盤」では三菱UFJ信託銀行が1位で三菱東京UFJ銀行が2位。外資系では、ここでもJPモルガンの評価が高かった。