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株式 岸田内閣の「黄金の3年」で日本株は上昇基調になるか
首相の在任期間と株価の相関性
第2次岸田文雄改造内閣は2022年8月10日に発足したが、全19閣僚のうち5名が留任、残りは閣僚経験者が5名、初入閣が9名となった。閣僚ポストの配分は、安倍派4名、茂木派3名、麻生派4名、岸田派3名、二階派2名、無派閥2名、公明党1名である。ここから、党内派閥に十分配慮し、政権の基盤を強化したいという岸田首相(自民党総裁)の思惑がうかがえる。
なお、岸田内閣は向こう3年間、国政選挙の予定がない「黄金の3年」と呼ばれる期間を迎え、長期政権となる公算が大きくなった。一般に、長期政権では株価が上昇しやすいとされているが、本稿では、実際に歴代首相の在任期間と日経平均株価の関係について、分析を試みる。
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