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マクロ経済 逆風が吹き始めた米国の住宅価格。実質住宅ローン金利の動向に注目
住宅需給は緩和方向へ
米国経済は、歴史的な高インフレやFRB(米連邦準備理事会)の積極的な金融引き締め政策などを背景に、2022年4~6月期に2四半期連続のマイナス成長となり、テクニカル・リセッション入りした。
現在、米国景気の先行き不透明感の高まりがグローバル金融市場のリスク要因として燻(くすぶ)る中、各種指標の動向を点検すると、長期的に上昇を続けてきた住宅価格に変調の兆しが出ていることが注目される。もし今後、住宅価格が下落基調に転じれば、米国景気のさらなる下押し要因となりかねない。
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