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為替 米株反落時に、ドル円反落が対円で強く表面化する可能性
ドル安予想を覆した2021年
2021年初には、同年はドル安との見方が支配的だったが、予想を覆すドル高となった。基本シナリオとしては2022年も当面は米ドル高が継続する可能性が高いと見ているが、上値余地は限られており、リスクシナリオとして米株反落時などにドル反落が対円で強く表面化する可能性を同時に念頭に置いて警戒しておきたい。
ユーロドルで言えば、当面、1.10ドル前後までのユーロ下振れを見込むが、それを大きく割り込むことなく底入れに向かうと見ている。ドル円に関しては、2022年を通じては118円程度への上振れを見込んでいるが、リスクシナリオに転じた場合においては105円前後への急落となってもおかしくない。
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