ジョー・バイデン氏が2021年1月20日、前大統領不在という異例の中、第46代大統領に就任した。バイデン氏が勝てばトランプ政権対比で厳格に過ぎるため、まずは株価が下がるなど株式市場にはネガティブだ、と言われていたのが嘘のように、政策期待で株価が上昇。NYダウは31188.38ドルと過去最高値となった。大統領令など15の文書に署名も済ませ、パリ協定には2月19日の復帰が決まった。着々とバイデン色を強める戦略に見える。
これからのバイデン政権に水を差す気はないが、クレジットの観点からどこにリスクがありそうか、以下、整理して5点指摘する。
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