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知りたい!隣の企業年金【先輩に聞く】第6回 企業年金が僕の世界を広げてくれた〜企年協の元会長。年金制度の今後を見つめる「語り部」
「知りたい!隣の企業年金」で年2回お届けしている【先輩に聞く】シリーズ。第6回の今回は、企業年金連絡協議会(企年協)の元会長の田川勝久(たがわ・かつひさ)さんを尋ねました。田川さんはクレジットカード大手のジェーシービー企業年金基金で18年間、常務理事そして副理事長として運用の最前線に立ってきました。基金退任後、2020年1月から企年協の専任顧問に就き、年金制度の今後の姿を検討する研究会のリーダーを務めています。

企業年金連絡協議会・専任顧問
企業年金制度研究連絡会プロジェクトリーダー
(ジェーシービー企業年金基金 元・副理事長、常務理事)
=東京都港区芝公園2丁目で
企年協で2期4年、会長
企年協は1973年、実務者の情報交換と交流の場として発足。企業年金同士の「横のつながり」を提供して50年を超えました。私自身、右も左も分からない中で企年協に入り、資産運用研究会(現・資産運用研究委員会)などの活動を通じて随分助けられました。
田川 本当にそうですね。私も2002年にジェーシービー企業年金基金に移って直ちに企年協に入れていただき、大変大きな人的財産と知見に出会うことができたというのが実感です。そのご恩返しの意味もあって、2015年から2期4年間、会長を務めさせていただきました。
年金制度研究のプロジェクトリーダー
大変失礼ですが田川さんは現在、72歳。多くが一線から退く年齢だと思いますが、企年協では「企業年金制度研究連絡会」のプロジェクトリーダーを務めておられる。すごいですね。そもそもこの研究連絡会とはどういった集まりなのですか。
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