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J-MONEY2019年10月号 注目記事

第29回 東京外国為替市場調査

グループ各社の力結集、MUFGが総合1位

29回目を迎えた『J-MONEY』の「東京外国為替市場調査」は、グループ各社の専門性が高い評価を集めた三菱UFJフィナンシャル・グループが14年連続で総合1位となった。一方、回答者の月間取引金額を反映した金額加算ランキングでは外資系金融機関が存在感を示した。(柴田哲也)

バークレイズが「金額加算」で2位

 第29回東京外国為替市場調査には、事業法人133社・機関、金融法人100社・機関、外国為替証拠金取引会社11社の計244社・機関が参加した。

 各回答者が、順位付け(1~5位)して選んだ複数の金融機関を規定ポイントで加算し、計算した「総合評価ランキング」は、昨年に続き三菱UFJフィナンシャル・グループが1位、みずほフィナンシャルグループが2位、三井住友銀行が3位だった。

 「金額加算ランキング」は、回答者による金融機関の順位付けを、回答者の自己申告による月間平均取引金額(10億円未満、100億円未満、500億円未満、1000億円未満、1000億円以上の5段階)に応じて配点、計算した。こちらは1位三菱UFJフィナンシャル・グループに続き、2位にバークレイズ、4位にJPモルガン・チェース銀行、5位にシティなど外資系が健闘した。

 企業間競争の激しい外国為替証拠金取引部門の「ECN/マルチバンク」では、FXSpotStreamが2連覇を飾った。

全体(事業法人・金融法人・外国為替証拠金取引会社)

2019年 総合評価ランキング

順位 金融機関名 スコア 1位指名
の回数
2018年
の順位
1 三菱UFJフィナンシャル・グループ 581 90 1
2 みずほフィナンシャルグループ 292 18 2
3 三井住友銀行 152 2 3
4 バークレイズ 120 10 6
5 JPモルガン・チェース銀行 101 6 4
6 三井住友信託銀行 78 2 10
7 クレディ・アグリコル銀行 77 9 8
8 シティ 76 5 5
9 野村ホールディングス 65 4 7
9 バンクオブアメリカ・メリルリンチ 65 4 9
11 HSBC 48 4 11
12 UBS 45 3 13
13 ゴールドマン・サックス 40 3 13
14 ドイツ銀行グループ 37 2 12
15 BNPパリバ 28 1 15
15 りそな銀行 28 1 15
17 SMBC日興証券 17 2 24
17 ブラウン・ブラザーズ・ハリマン 17 1 34
19 スタンダード・チャータード 16 1 15
20 モルガン・スタンレーMUFG証券 10 1 18

2018年 金額加算ランキング

順位 証券会社名 スコア 2018年
の順位
1 三菱UFJフィナンシャル・グループ 21133 1
2 バークレイズ 14325 4
3 みずほフィナンシャルグループ 10655 2
4 JPモルガン・チェース銀行 9800 3
5 シティ 9094 5
6 バンクオブアメリカ・メリルリンチ 6015 6
7 HSBC 5677 9
8 クレディ・アグリコル銀行 5380 8
9 ドイツ銀行グループ 4979 13
10 三井住友銀行 4839 7
10 UBS 4805 10
10 ゴールドマン・サックス 4290 11
10 野村ホールディングス 4178 12
10 三井住友信託銀行 3015 15
10 BNPパリバ 2185 14
10 ブラウン・ブラザーズ・ハリマン 1403 35
10 モルガン・スタンレーMUFG証券 1375 16
10 スタンダード・チャータード 1195 17
10 りそな銀行 847 21
10 ANZ 675

総合1位 三菱UFJフィナンシャル・グループ

銀行・信託・証券の専門性を活用
顧客ニーズや商流の変化に応える


三菱UFJ信託銀行 資金為替部長 井上 英明
三菱UFJ銀行 金融市場部共同部長 中村 直人
三菱UFJ銀行 シニアフェロー 金融市場部共同部長 笹井 浩明
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 執行役員
金融市場トレーディング部長 石井 光太
(※左から)

 このたびは、総合評価・金額加算ランキングをはじめ、個別の通貨ランキングにおきましても非常に高い評価をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。

 当グループの強みは、世界50カ国以上に拠点を持つ本邦金融グループ随一のグローバルネットワークに加え、グループ各社の専門性を活用した、幅広いお客様の多様なニーズに応えることのできる商品・サービス提供力にあります。

 昨今の東京外国為替市場は不確実性の高い市場環境を背景にお客様の為替ヘッジニーズおよび、資産運用も含めた海外投資ニーズも高まっております。米中貿易摩擦の影響でお金やモノの流れが変わりつつある中、当グループは全てのお客様に対し為替リスクマネジメントのソリューション・為替の約定事務のアウトソースサービスを提供してまいりました。また、資産運用に伴う外国株や外国債券への投資に対しても金利や投資対象も含めた各種アドバイスも実施しております。

 これからも、国内外の事業法人・機関投資家、個人のお客様との強固な関係性の中で培ってきた財産管理や事務体制のノウハウに加え、グローバルネットワークを活用した現地規制情報など、お客様の海外への商流シフトに合わせたソリューション提供にも力を入れてまいります。

 今後も銀行・信託・証券のグループ各社の強み、専門性を結集することでMUFGとして総合力を発揮、お客様の期待を超えるクオリティで応え、新たなサービスの創出も継続して行ってまいります。

 引き続き変わらぬご愛顧を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

■総合評価1位の指名理由

●対応の丁寧さ、レスポンスの早さ、グループ全体でのセールスの積極性、勉強会による情報還元(地銀)
●フォワードプライスが良い、セミナーを定期開催している(生保)
●事務処理が円滑かつ正確迅速、市場動向の情報提供がタイムリー(その他金融)
●オルタナ資産・ファンド資産を対象としたヘッジサービスの充実(投信・投資顧問)
●コスト面での優位性、カスタマイズサービスの提案能力、事務の安定性を評価(投信・投資顧問)
●当社の要望やニーズに素早く対応していただいているため(生保)
●取り扱い通貨の多さ、米ドル調達コスト力(卸売業)

総合2位 みずほフィナンシャルグループ

グループ総力を挙げての
為替リスクソリューションを提案


みずほ銀行 市場営業部 部長 藤崎 一彦氏(左)
執行役員 国際為替部長 兼 デリバティブ営業部長 川口 隆氏(右)

 本年も非常に高い評価をいただきまして、すべてのお客様に厚く御礼申し上げます。

 昨年に引き続き、為替相場は全体として低ボラティリティでの推移となっているものの、米中貿易戦争をはじめとする政治的な要因で短期的に上下する場面も増え、従来の経済分析だけでは為替市場の先行きを語ることが難しくなっています。その一方、お客様の為替にまつわるニーズは多様化・高度化しており、お客様のサポートには単純な相場予想や商品の提供にとどまらず、総合的な為替リスクソリューションの提案が欠かせなくなっています。

 この実現には、市場プロダクツの一層の充実と、お客様の利便性向上への取り組みが重要だと考えています。〈みずほ〉は為替だけでなく、信託・証券が中心となって取り扱うプロダクツも含めて「円No.1」の金融グループとなることを目指します。

 お客様の利便性向上のため、海外拠点との連携強化によりグローバルなサービス提供力を強化し、為替Eプラットフォームの機能拡充と高度化を進め、新しい付加価値やサービスの提供を図ります。フィンテック技術の活用などで業務効率化を促進する一方、セールス&トレーディング一丸となってお客様ニーズに対応し、ワンストップでのベストソリューション提供を推進します。

 〈みずほ〉はグループ戦略として、従来から強化している銀行・信託・証券の3社の連携に、アセットマネジメント・リサーチ&コンサルティングを加えた「OneMIZUHO戦略の進化」に取り組んでおり、お客様のあらゆるニーズにこれまで以上に的確にお応えする「課題解決のベストパートナー」を目指してまいります。引き続き変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

■総合評価1位の指名理由
●トレードがスムーズなため(証券)
●競争力の高いプライシング(地銀)
●サポート体制が整備されている。的確な分析、情報提供をこまめに行ってくれる。対応もフレキシブル(メーカー)
●為替手数料の優遇が良い。取り扱い可能通貨が多い(メーカー)
●取り扱い通貨や規制通貨への対応、マーケット情報の提供、当社ビジネスに沿った提案アドバイスなどで他行と比較して優位性有(その他サービス)
●他行に比べて取引に柔軟性がある。メイン・サブを含めてサポート体制が整っており、対応もスピーディー(メーカー)

総合3位 三井住友銀行

データ利活用による
提案型ビジネスモデルへ


三井住友銀行 市場営業部長 養田 功一郎氏(左)
市場営業推進部長 菊地 誠司氏(右)

 本年も多くのお客様から高いご評価をいただけたこと厚く御礼申し上げます。弊行の強みは、グローバルにビジネスを展開するSMBCグループの知見を結集したソリューション提供力にあります。国内外の拠点のセールス担当者やディーラー、アナリストが密に連携することで、24時間体制で外国為替や各種デリバティブなど幅広いラインアップの商品をお客様に提供しています。国内ではセールスとディーリングの両チームが一体となって業務を遂行しています。その結果、迅速な情報提供やシャープなプライシングとともに、お客様のニーズに合った提案ができることは弊行の強みです。

 また、セールスにもマネジメントを含めディーラー経験のある者が数多く配置されている点も特徴の一つです。ディーラーの着眼点を持ちながら提案力の高いセールス担当者の育成にも力を入れています。弊行では為替業務の電子化にも注力しています。為替予約締結システム「i-Deal」や貿易、海外送金などの業務をサポートするGlobale-TradeサービスなどのEコマースはオペレーショナルリスクにも配慮したシステムとして設計されており、大企業から中小企業まで操作性に高いご評価をいただいております。

 現在、SMBCグループは中期経営計画(2017年度~2019年度)において“デジタライゼーションの活用”を掲げており、弊行の市場営業部門でもデータ利活用によるソリューション提案を進めています。資金・為替のフローを分析してお客様を理解し、お客様と議論を重ねることにより真のニーズを発掘。ニーズに寄り添うアドバイザリー機能を発揮し、ソリューション提案につなげていきます。

 近年、お客様の海外進出は年々活発になり従前より為替リスクを内包する企業が増えています。グループ全体で掲げる「Customer First」(常にお客さま本位で考え行動する)の行動理念のもと、より多くのお客様の課題解決に貢献すべく、スピード感のある質の高いソリューションを提供してまいります。

■総合評価1位の指名理由
●長年の取引があり、大変信頼できる。担当が代わっても早いレスポンスを維持している(信金・信組)
●的確に為替の情報提供をいただけるため(メーカー)
●取引量、情報提供の頻度など(メーカー)

総合4位 バークレイズ

東京市場に根差した外銀の強み


バークレイズの為替チーム

 今年で東京オフィス開設50周年を迎える弊行は、これまで一貫して東京外為市場に根差したビジネス体制の強化に努めてまいりました。昨年に続き、今年も多くのお客様からご評価をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。

 弊行は、アジア時間における安定的なリクイディティおよび競争力あるプライスの供給や、為替関連分野を広くカバーしたセミナーの開催などリサーチ分野のサービスに加え、通貨オプションを活用したリスクヘッジに関するご提案などに注力してまいりました。

 また、電子取引については、eコマース専属のトレーダーを日本拠点に配置することで、柔軟なプライシング運営を行っております。サービス面においても、日本のお客様特有のニーズに対応した体制の構築および強化に努めており、FXプライムサービスや、電子プラットフォーム「BARX」のお客様サポートなど、最新のeコマースのサービスを日本語にてご提供しております。

 今後も専門性を持った経験豊富な営業担当者が、お客様のニーズに合ったソリューションを提供することで、東京市場に根差した外銀の強みを発揮してまいります。皆様の戦略的パートナーとして、引き続きバークレイズ銀行をよろしくお願いいたします。

■総合評価1位の指名理由
●リサーチ力、ミーティングアレンジ(投信・投資顧問)
●フォワードプライスが良い、セミナーを定期開催している(生保)
●プライスに競争力がある。幅広い知識があり、相談しやすい(投信・投資顧問)
●対応が的確・迅速で、アフターサービスも充実している(地銀)
●取引通貨の多さ、電子取引システムの利便性(証券)

総合5位 JPモルガン・チェース銀行

テクノロジーで幅広いニーズに対応


JPモルガン・チェース銀行
為替・金利営業本部 地方金融・事業法人営業部 事業法人営業グループ長 エグゼクティブ ディレクター 阪下 智英氏(左)

市場営業本部 金利・為替営業部長
マネジング ディレクター林 大樹氏(右)

 本年も多くのお客様から当社をご支持いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。J.P.モルガンの強みは、グローバル規模のフランチャイズネットワークと高い専門性を持つ豊富な人材、そして個々のニーズに合わせた包括的なソリューション提供力です。

 当社は、革新的な電子プラットフォームの構築を含め、テクノロジーに年間約1兆円規模の投資を行っており、業界の将来を見据えたマーケットリーダーであると自負しています。また、多岐にわたる通貨や金融商品に対応できる体制を整えており、正確、迅速で安定した取引執行や、プラットフォームの安全性をお客様に実感いただいております。

 近年では、さらに多様化するお客様の複雑なご要望にお応えできるよう努めており、今後一層注目が高まるであろう電子プラットフォームでは、新興国通貨にも対応したアルゴリズムの構築やセキュリティの強化を進めます。Eコマースのみならず従来の営業体制もさらに強化し、お客様に安心して取引をお任せいただける銀行であり続けるよう、努力してまいります。

■総合評価1位の指名理由
●インディケーション(参考レート)を依頼した際、レスポンスが早い。電子取引の使い勝手が良い(地銀)
●通貨のカバレッジと安定感(投信・投資顧問)
●提示レートの競争力(コンサルタント)

総合6位 三井住友信託銀行

幅広い顧客層に対話を重視した提案


三井住友信託銀行の為替セールスチーム

 本年も多くのお客様から当社をご支持いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。お客様が抱える潜在的な課題やリスクに対して、トータルソリューションを提供できるよう活動してきた結果、ご評価いただけたものと受け止めております。事業法人から年金基金、投信会社、ファンドなどの信託顧客まで、幅広い顧客基盤を有していることは、信託銀行である当社ならではの特徴です。また、インターバンクとの連携によるプライスの競争力、電話取引と電子取引の双方に対応できる柔軟さが為替セールスチームの強みだと考えます。

 近年、為替取引に関するお客様のニーズは複雑化・多様化しています。業務効率化の観点から、今後は取引の電子化が活発化するでしょう。一方で、当社が継続的に実践してきた対話重視の提案活動は、いつの時代でも必須だと考えています。それぞれのお客様のニーズに合った選択肢を提示できるよう、充実したリサーチ情報の提供や取扱通貨の拡充などに一層注力してまいります。カスタマーディーラー一人ひとりがレベルアップに努めるとともに、チーム一丸となってきめ細かいサポートを続けていくことで、お客様の発展に貢献できる金融機関を目指します。

■総合評価1位の指名理由
●取引の対応力、スピード(投信・投資顧問)
●オーダー後のレスポンス(証券)
●価格競争力ならびに事務品質が良好(投信・投資顧問)
●レート照合に対する回答の早さ(地銀)

総合7位 クレディ・アグリコル銀行

新興国でも強力なネットワーク


クレディ・アグリコル銀行の為替チーム

 今年も、お客様からこのような多大なご支援をいただきましたことに大変感謝しております。お客様から毎年高い御評価をいただいておりますのも、クレディ・アグリコルの日本への長期的なコミットメント、ならびに外国為替部の国内はもとより、海外のネットワークを高くご評価いただけたことと承知しております。

 とりわけ、私どもクレディ・アグリコルの外国為替部は、アジア、EMEA、ラテンアメリカなどの新興国で強力なネットワークを持ち、新興国通貨においても重要なプレーヤーであると自負しております。当社の外国為替の専門家は、市場の特殊性と財務規制を考慮し、お客様の為替リスク管理とヘッジニーズを満たすため、高付加価値金融サービスを提供させていただいております。

 今後も私たちは、お客様(国内事業法人、機関投資家、金融機関)のニーズに対応する金融商品を、スポット、先物、オプションなどの基本的な商品から、カスタマイズされたソリューションに至るまで、お客様のご期待にいつでも添える体制づくりに精進してまいります。

■総合評価1位の指名理由
●適切な情報提供、サービス(生保)
●レートの良さと安定性(証券)
●新興国通貨のプライスが良い(証券)
●カバー通貨の多さ、プライスの強さ、レスポンスの早さ(その他金融)
●安い手数料、詳細な為替レポート、早い電話対応。一人ひとりがカバーしている範囲の広さ(メーカー)

総合8位 シティ

多彩な機能で日本に強くコミット


シティの為替チーム

 シティをご支持いただいたお客様に厚く御礼申し上げます。シティグループの為替チームは日本に強くコミットしており、トレード、セールス、リサーチ、プライム・ブローカレッジなどの機能を備えております。今回はこれらに加え、シティの世界ネットワーク、電子化による業務効率化、新興国市場へのアクセス、商品多様性などを評価いただいた結果と考えています。シティでは、引き続き世界ネットワークを最大限に活かし、時機をとらえたご提案によりお客様の業務のお役に立てることを目指してまいります。

 送金を含めた為替業務では、世界83カ国、新興国市場を含むあらゆる通貨をカバーし、日本人バンカー常駐のジャパンデスクを12カ国14都市に設置しております。デジタル分野へも積極的に投資しており、VelocityやPulseといった取引執行プラットホームからPre/Post Tradeのサービスの質の向上を目指しております。広くお客様に信頼されるパートナーとして、シティの持つすべてを日本のお客様にお届けすべく、これからも日々努力を続けてまいります。

■総合評価1位の指名理由
●送金、情報サービスなどに優れている
●総合力(投信・投資顧問)

総合9位 野村ホールディングス

Connecting Markets East & West


野村の為替チーム

 本年も、数多くのお客様から野村の外国為替サービスをご評価頂けた事、心より御礼申し上げます。野村では『リサーチ・トレーディング・セールス』をサービスの三本柱と捉え、より多くのお客様に役立てて頂くため、様々な施策を行っております。

 リサーチでは、お客様向けに定期開催している『スモール・ミーティング』や『野村為替塾』が大変ご好評を頂いております。2019年9月からは新たなチーフストラテジストを迎え、今後もお客様のお役に立つ情報提供に注力していきます。

 トレーディングでは、シンガポールやロンドンなどの海外拠点と緊密な連携を図りつつ、24時間対応のトレーディングデスクを配置し、引き続き強いコミットメントで競争的なプライスを提供してまいります。

 セールスにおいては、全国に広がる支店網や高水準の金融技術を活用し、様々なソリューションを全国のお客様に提供しております。特に、執行方法の多様化・デジタル化に対応すべく、Eコマースやアルゴリズム開発に注力しており、今後も野村信託銀行とともに、多様化するお客様の為替ニーズに対して、魅力的なサービスとプロダクトを提供してまいります。

■総合評価1位の指名理由
●厚いリサーチ体制と迅速な対応、およびセミナーの開催(生保)
●プライスが良い(損保)
●セールス担当者の丁寧な対応(投信・投資顧問)
●毎日情報のアップデートがあり、プライスもシャープ(信金・信組)

総合9位 バンクオブアメリカ・メリルリンチ

プライスやeコマースの強みを発揮


バンクオブアメリカ・メリルリンチの為替チーム

 2018年から2019年初までのドル円相場を振り返りますと、ボラティリティは低く値動きの乏しい状態が続いていました。そのため、全体的に取引需要の落ち着いた環境だったと感じています。

 一方、トルコ円をはじめとしたエマージング通貨に関しては、流動性の低下に伴い難しい取引環境が続いたほか、2019年初の「フラッシュクラッシュ」のように相場が一瞬で急激に動くケースもあるなど、お客様にとって機動的な対応が求められる局面が少なくありませんでした。

 こうした環境の中で、当社の安定的なプライスの提供やeコマースの強みなどが発揮されたと自負しています。他方、近年は収益機会の拡大に向け海外進出を進める事業法人のお客様が増加傾向にあります。そうしたお客様の為替ヘッジや機動的な取引のニーズに対して、当社は適切なソリューションの提供を通じてサポートしてまいりました。

 足元、金融環境は不安定になりつつありますが、複雑化・多様化するお客様の為替ニーズに対して、魅力的なサービスを提案していきます。

■総合評価1位の指名理由
●プライス、バックオフィスなどのサービスの点からも優れている(外国為替証拠金取引)
●情報量が豊富(その他金融)
●マルチバンクプラットフォームで競争力のあるレートを出す。カスタマーディーラーが提供する情報量が豊富(メーカー)
●レスポンスが早く、情報サイトも非常に充実している(製造業)






各部門1位の声

個人別ランキングで1位に輝いたディーラーたちに、受賞の喜びと今後の意気込みを聞いた。

▶カスタマー 個人別ランキング1位


バンクオブアメリカ・ メリルリンチ 外国為替本部 ディレクター 箕尾 良

 このたびは、高いご評価をいただき誠にありがとうございます。これまで、外国為替証拠金取引業者様をはじめ、金融法人・事業法人など、幅広いセクターのお客様と関わる中で、常に最善のソリューションの提供を考え取り組んできたことをご評価いただいたものと考えています。

 近年は、お客様のeコマースの利用頻度が増加するとともに、取引の高度化が進んでおり、取引のサポートの必要性が高まっていると感じています。今後も多様化するお客様のニーズに対して、システム面のサポートだけでなく、当社としてのケイパビリティ(能力)を提供できるよう努めてまいります。

▶ファンダメンタルズ分析 個人別ランキング1位


三菱UFJ銀行 グローバルマーケットリサーチ チーフアナリスト 内田 稔

 ファンダメンタルズ分析部門で7年連続1位に選出いただき、大変感謝しております。

 世界の景気減速と金融緩和が内外金利差縮小と円高を招いてきました。しかし、その金融緩和の余地と効果の限界が見え始めているのも事実。仮に、世界同時財政拡張へ転じるなら、一転して内外金利差拡大と円安色が強まる可能性もゼロではありません。

 そこに依然くすぶる数々の地政学リスクがどう絡むのか。引き続きお客様に有益な情報をお届けしてまいります。

▶テクニカル分析 個人別ランキング1位


シティグループ証券 外国為替・新興国市場本部 チーフFXストラテジスト 高島 修

このたびは、大変高いご評価をいただき、身に余る思いです。

 貿易戦争という歴史に残る変化に直面した我々はトランプ政権誕生後、突発的な政治発言のため、過去に例を見ないほど不確実性な市場環境に置かれています。こうした時こそ日々の値動きを観察することが重要です。

 日々100以上のマーケット動向の値動きをチェックした上で市場情報をお届けしており、厳しい市場環境下、それが皆様のお役に立てば幸いです。