会員限定
J-MONEYカンファレンス「金利変動時代に問われる運用戦略 〜いま改めて見直す株式・債券戦略の魅力〜」 【パネルディスカッション】伝統4資産の過去・現在・未来〜プライベート投資全盛の今、再認識すべきこと〜伝統の中の「革新」、株式・債券戦略を高度化〜流動性比率の確保が一層重要に
J-MONEYカンファレンス「金利変動時代に問われる運用戦略〜いま改めて見直す株式・債券戦略の魅力〜」が2025年10月9日、東京・日本橋のベルサール東京日本橋で開催された。日本高速道路企業年金基金の荻原氏、野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティングの峯氏、そしてJ-MONEY論説委員の阿部圭介氏ら3名が登壇した当日のパネルディスカッションの概要をお伝えする。

【パネリスト】
日本高速道路企業年金基金
常務理事・運用執行理事
荻原 勉氏

【パネリスト】
野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング(NFRC)
ファンド分析部 ファンド・リサーチ共同ヘッド
峯 祥一氏

【コーディネーター】
J-MONEY 論説委員
(朝日新聞企業年金基金・前常務理事)
阿部 圭介氏
2000年代半ばまで株式増、その後ヘッジファンド台頭
阿部 昨今、プライベート投資が大変注目されている。こうした情勢の中で、国内外の株式と債券という「伝統4資産」の役割は何なのか。また、伝統の中の「革新」というか、株式や債券でも戦略の高度化が進んでいるようだ。
そこで本日は、伝統4資産の現状と今後を見ていくために、あえて歴史を振り返ることからスタートしたい。そのため、厚生年金時代から自ら志願して3度、基金の資産運用などに努めてきた日本高速道路企業年金基金の荻原さんと、長く債券のポートフォリオ・マネージャーを経験されたNFRCの峯さんをお招きした。それでは峯さん、機関投資家の伝統4資産への投資の歴史から説明いただきたい。
この記事は会員限定です。
会員登録後、ログインすると続きをご覧いただけます。新規会員登録は画面下の登録フォームに必要事項をご記入のうえ、登録してください。

















