みずほフィナンシャルグループ
(左から)みずほ銀行 市場営業部 部長 佐藤雅英氏、市場営業推進部 部長 安田剛志氏、グローバルマーケッツ部門共同部門長 執行役員 菅谷聡氏、国際為替部 部長 小橋暁史氏
  • トレーディングとセールスが一体となり情報提供からプライス提供、ソリューション提案までワンストップで実現
  • アジア新興国までカバーする為替リサーチ力を含む 総合コンサルティング力は海外中央銀行も評価
  • Eプラットフォームを通じたプライス力は東京外国為替市場トップクラス

トレーダーとセールスが同じ目線に立って常に連携

みずほフィナンシャルグループでは、銀行・証券など組織の壁を超えそれぞれのエンティティの強みを融合して個々のお客様に最適なソリューションを提供する「銀証一体運営」を、他行に先駆けて2015年から開始しています。海外フランチャイズの強さも特徴で、特に米州におけるビジネスは、欧米バルジブラケット(主要投資銀行)に次ぐ規模まで成長しており、海外知見の横展開による先進的なソリューション提供も行っています。
 
こうした一体型・融合型の事業運営は、為替ビジネスにおいても大きな力となります。海外連携、銀証連携はもちろんですが、もっとシンプルな観点でいうと国際為替部ではトレーダーとセールスが同じ部署に所属しており、「お客様に最適なサービス(プライス力/情報力/提案力)を提供する」という同じ目線に立って常に連携した行動を取っています。日本円のプライス提供力やマーケットメイク力は、世界トップレベルを自負するところです。
 
アジア通貨に関してもトレーディングとセールス一体の専門チームを有し、アジア新興国まで深くカバーした為替リサーチ力と共に、海外の中央銀行も含めて国内外で高い評価をいただいています。また、唐鎌大輔という著名なマーケット・エコノミストを擁していることも当行の強みです。企業経営者との意見交換や政府系機関の委員会参加などを通じ、実業/政策に関わる知見も深めており、付加価値の高い情報発信力に益々磨きをかけております。
 
これらメガバンクならではのプライス競争力・リサーチ力に、米国や欧州に関する知見も融合し、日本のお客様にグローバルな観点からベストな為替ソリューションを提供できる「総合為替コンサルティング・グループ」を目指しています。

お客様ごとにカスタマイズされた為替ソリューションを提供

事業法人のお客様においては昨今、M&Aやバランスシートのヘッジなど、潜在的なリスクへの対応ニーズが増えています。そうしたお客様に対しては、先物ヘッジやアルゴリズムを活用した為替取引を中心に通貨オプションやダイナミックヘッジも含めて、個々にカスタマイズされた為替ソリューションを提供しています。
 
当行では時代の潮流やお客様のニーズを捉えて商品ラインナップを拡充するとともに、情報提供からプライス提供、ソリューション提案まで、いわばワンストップで実現できる体制を整えています。また、金融法人のお客様には、証券リサーチ機能も活用した銀証一体のサポート体制に加え、トレーディングとの一体運営を通じた迅速かつ高い価格競争力にご評価をいただいております。
 
Eプラットフォームに関しても、ハード面だけでなくクオンツ等のソフト面も含め強化を継続しています。2024年度後半には、東京外国為替市場における全通貨ベースの取引量がトップクラスとなるなど、プライスや流動性の提供力には高い評価をいただいております。事業法人、金融法人のお客様はもちろん、外為証拠金のお客様にも、ぜひご注目いただければと思います。