特集機関投資家のポートフォリオ戦略

運用会社・コンサル・企業年金の目線で探る
「多分散時代」のプライベート投資のカギ

プライベートアセットは多分散時代へ
「本丸」米国PEのエグジットは改善
日本のPEや森林農地投資も選択肢

金利などの運用環境の変化は、プライベートアセット・ポートフォリオの見直しの契機となっている。日本の機関投資家は、PE(プライベートエクイティ)、PD(プライベートデット)、インフラストラクチャーなどについてどう分散投資するべきか。有識者や企業年金基金の関係者へのインタビューを通じ、注目資産の現状と組み入れ時のポイントを探る。

為替リスクのない国内のバイアウトファンドに見直しの動き

PEやPD、インフラに代表されるプライベートアセット(未公開資産)は、株式や債券のようなパブリックアセット(公開資産)と異なり、誰でも参加可能なオープン市場で形成された価格が存在しない。基本的に金融機関や運用会社と投資家の相対で取引されるため、パブリックアセットに比べ流動性が乏しい代わりにリターンの上積みが期待できる……

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