ポートフォリオの”代替”から”本命”へ━━ オルタナ運用を軸とする次世代型運用戦略とは?

オルタナティブ運用は今や”代替”の枠を超え、資産配分のコアとなった。だが金融市場がいっそう混迷を極める中で、運用成果の差が「オルタナティブ資産のさらなる分散」の取り方に表れ始めていることに世界の機関投資家が気付き始めている。本カンファレンスでは、オルタナティブ投資の「新たな選択肢」の可能性を運用会社、アセットオーナー、コンサルタントなど多様な視点から追求する。さらに先進機関による具体的な投資事例の紹介を交え、分散の深化とリスクプレミアムの源泉を再考する場とする。

セミナー概要

講演名
ポートフォリオの”代替”から”本命”へ━━
オルタナ運用を軸とする次世代型運用戦略とは?
日時
2025年9月26日(金)
講演:13:30~17:00(開場13:00)、懇親会:17:05~18:00
会場
ベルサール東京日本橋RoomD+E
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー4F
(東京メトロ日本橋駅直結)
参加方法
・事前申込制(J-MONEY Onlineへの会員登録が必要です)
・参加費無料
※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。申込締切日は9月25日(木)15:00です。
主催
J-MONEY
協賛
ステート・ストリート・インベストメント・マネジメント
GCMインベストメンツ
コーヘン&スティアーズ

* 本セミナーは、年金基金や金融法人、学校法人などの機関投資家のほか、ゲートキーパーの方などを対象に開催いたします。競合他社、同業者、営業目的、個人の方は参加をお断りする場合があります。あらかじめご了承ください。

プログラム

13:30~ 特別講演

2025年後半の経済シナリオと投資環境

木内登英 氏(きうち たかひで)
木内 登英氏(きうち たかひで)
野村総合研究所
エグゼクティブ・エコノミスト
1987年に野村総合研究所に入社後、経済研究部・日本経済調査室(東京)に配属され、それ以降、エコノミストとして職歴を重ねた。1990年に野村総合研究所ドイツ(フランクフルト)、1996年には野村総合研究所アメリカ(ニューヨーク)で欧米の経済分析を担当。2004年に野村證券に転籍し、2007年に経済調査部長兼チーフエコノミストとして、グローバルリサーチ体制下で日本経済予測を担当。2012年に内閣の任命により、日本銀行の最高意思決定機関である政策委員会の審議委員に就任し、金融政策及びその他の業務を5年間担った。2017年7月より現職。
14:00~ スポンサーセッション

実物不動産投資における上場不動産証券活用のメリット

董 思宇(とう しう)
董 思宇氏(とう しう)
コーヘン&スティアーズ・ジャパン
機関投資家営業部 バイス・プレジデント
2016年、コーヘン&スティアーズに入社。国内機関投資家向けの上場リアル・アセットおよびオルタナティブ・インカム商品の投資提案やマーケティング業務を担当。
コーヘン&スティアーズ入社以前は、株式会社リクルートキャリアにて日系・外資系アセットマネジメント向けに採用支援や人材戦略コンサルタント業務に従事。
それ以前は、バークレイズ証券株式会社に在籍し、東京にて機関投資家向け日本株のリサーチセールス業務、また大和証券SMBC株式会社(現大和証券株式会社)では機関投資家向け日本株のトレーディング業務等を担当。神戸大学経済学部卒業。
14:30~ コーヒーブレイク
14:50~ スポンサーセッション

多様化するプライベートクレジット投資戦略

駒田 智彦氏
駒田 智彦氏(こまだ ともひこ)
GCMインベストメンツ
代表取締役社長
GCMグロブナーの日本法人であるGCMインベストメンツ株式会社の代表取締役社長を務める。GCMグロブナー入社以前は、1991年から2014年まで三井住友信託銀行にて勤務し、同社を離れる直前は、東京にてプライベート・エクイティ投資チームのグローバル責任者を務めていた。2008年から2013年にかけては香港オフィスにおけるプライベート・エクイティ・チームの責任者として、様々なプライベート・エクイティ案件の投資実行を統括。それ以外にも、同社の自己勘定投資におけるプライベート・エクイティ・ポートフォリオの運用責任者を5年間務めており、ミドル・マーケットの日本企業への直接投資にも従事。また、国内部門や海外子会社でのコーポレート・ファイナンスなど、同社において多様な勤務経験を有する。早稲田大学にて法学士を取得。米国公認会計士。
15:20~ スポンサーセッション

リキッド・オルタナティブ投資としての金
~金投資の意義、海外の投資事例、投資手段、今後の行方~

森田 隆大
森田 隆大氏(もりた たかひろ)
ワールド ゴールド カウンシル
顧問
ニューヨーク大学経営大学院にてMBA取得。ファースト・シカゴ銀行を経て、1990年にムーディーズ・インべスターズ・サービス本社に入社。格付けアナリストとして日本・アジア企業を担当、2000年に格付委員会議長を兼務、2002年に日本・韓国の事業会社格付部門の統括責任者に就任、日本の地方債格付けも管轄。2011年にワールド ゴールド カウンシル 日本代表に就任、2015年より顧問。森田アソシエイツ代表、日本信用格付学会副会長を兼任。立命館大学金融・法・税務研究センターシニアフェロー、法政大学大学院兼任講師、埼玉学園大学大学院客員教授などを歴任。主な著書に「格付の深層」日本経済新聞出版社 日本公認会計士協会学術賞受賞。
アーロン・チャン氏
アーロン・チャン
ステート・ストリート・インベストメント・マネジメント
ゴールド・ストラテジスト
グローバルのSPDR(スパイダー)・ゴールド・ストラテジー・チームに所属する日本拠点のストラテジストとして、金(ゴールド)とETFプロダクトの専門家としてサポート。ステート・ストリート入社以前は、金を含むプレシャス・メダル(貴金属)の営業担当などとして、ビジネスの推進や顧客リレーションの開拓も担当。ボストン大学経済学学士およびマギル大学大学院経営学修士を取得。また、慶応義塾大学にて日本語プログラムを修了。
15:50~ コーヒーブレイク
16:10~ パネルディスカッション

今、機関投資家に求められるプライベート投資のトリセツ

藤井 春登
藤井 春登氏(ふじい はると)
ラッセル・インベストメント
オルタナティブアドバイザリー部 シニア・プライベート・マーケッツ・スペシャリスト
2020年ラッセル・インベストメント入社。プライベート・アセット投資のコンサルティング業務を担当。ラッセル・インベストメント入社以前は、日本生命保険相互会社において不動産及びインフラストラクチャーに関してファンド投資を通じた自己勘定運用を主管。ニッセイアセットマネジメント株式会社における新規ファンドの企画・組成業務に従事した経験も有する。
東京大学法学部学士号取得。CFA協会認定証券アナリスト。
矢鋪 英美氏(やしき ひでみ)
矢鋪 英美氏(やしき ひでみ)
前田建設工業企業年金基金
常務理事兼運用執行理事
1989年前田建設工業株式会社入社、機材部で建設資材の調達部門からスタートし、その後、支店、関係会社管理部門において財務経理、総務、事務など様々な職歴を経て、2022年4月より前田建設工業企業年金基金に着任し、現在に至る。
阿部 圭介氏
【コーディネーター】
阿部 圭介氏(あべ けいすけ)
J-MONEY論説委員(朝日新聞企業年金基金・前常務理事)
17:05~ 懇親会(18:00 閉会)

※プログラムの時間や内容が変更となる場合があります。ご了承ください。

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