エフエックススポットストリーム データ分析機能や取引カテゴリー拡大によりいっそう利便性が高まるFXプラットフォーム東京外国為替市場調査 注目の金融機関!
- 新たに2行が参加して流動性プロバイダーは合計18行に
- FXプラットフォームでは世界初のESP型スワップ取引サービス
- FairXchangeデータ分析プラットフォームにおいて、取引・注文関連の分析機能を無料で提供
複数の取引カテゴリーで取引高が過去最高を記録

職務執行者 セールス責任者
クレーランド・キャンベル氏
エフエックススポットストリーム(以下、FSS)は、お客様に高い効率性と透明性を提供しながら、低コストで多数のLP(流動性プロバイダー)へのアクセスを可能にする為替取引サービスです。FSSのプラットフォームに参加するLPは、新たにドイツ銀行とオーストラリア・ニュージーランド銀行が加わり、合計18行となっています。
お客様の新規利用が増えるとともに、取引高も年々右肩上がりで増加傾向にあります。2025年3月には全商品の合計をはじめ、スポット、スワップ、NDF(直物為替先渡取引)、アルゴの各カテゴリーで平均日次取引高が過去最高を記録しました。特に最近ではNDFの人気が高く、4月の総合ADV(一日平均取引高)は1220億2400万米ドルで、3月に記録した最高値から前月比4.39%増。4月のスポットADVは914億1300万米ドルで、前月比10.04%増となっています。さらに同月には1日の取引高が過去最高を3回も更新し、4月3日(1744億7200万米ドル)、4月4日(1769億900万米ドル)、4月9日(1790億7100万米ドル)がそれぞれ同サービスの成績を残しました。
この5月からはESP型スワップ取引のサービス提供も始めました。これはFXプラットフォームとして世界初の試みで、スワップ取引のスプレッドが縮小傾向にある中、コストに敏感なさまざまなお客様から引き合いをいただいています。取引可能なリアルタイム価格の取得が容易になるため、例えばお客様が1日分のプライスデータをフル活用し、通貨ごとに適したスワップオーダーの時間帯を分析するのに有効です。
プライシングの検討に有用なマークアウト・カーブデータ分析

セールス VP
森 宗一郎氏
2023年からはFairXchangeと提携し、同社のデータ分析プラットフォームの一部機能をFSSのお客様が無料で使える環境を整えています。取引・注文関連の分析ツールは無料で、マーケットデータ分析およびシミュレーション分析のツールは有料でそれぞれご利用いただけます。
FairXchangeではマーケットシェアやレスポンス時間などの基本的な分析機能に加えて、プライシングの検討に有用な分析機能も提供しています。同プラットフォームに複数の金融機関が自行のマークアウト・カーブ(LP提示のプライスによる取引後の為替レート推移)を共有しており、市場全体のマークアウト・カーブが可視化されます。このデータを分析することで、お客様はプライシングの変更や、自身のシェア以外の収益機会を模索することができ、LPにとってもより効率的なプライシングが可能となります。
なお、FSSではお客様から取引手数料を一切いただきません。LP側が固定金額を払う仕組みとなっているため、お客様の取引高が増えればLP側の実質的コストが下がり、ひいてはそれがお客様への提供価格の改善につながっていく仕組みです。