三菱UFJフィナンシャル・グループ 世界中に展開する本邦随一のネットワークとグループの総合力で包括的なサービスを提供
(左から)三菱UFJ信託銀行 資金為替部長 寺脇一紀氏、三菱UFJ銀行 金融市場部長 高木真氏、モルガン・スタンレーMUFG証券 債券統括本部MD 井上吉康氏、三菱UFJモルガン・スタンレー証券 金融市場トレーディング部長 髙橋典孝氏
  • 50カ国以上に拠点を持つ本邦金融グループ随一のグローバルネットワーク
  • 国内トップクラスの金融機関の機能を集約した総合的なサービス提供
  • モルガン・スタンレーとの提携によって強化される価格提供力と商品・サービスラインアップ

モルガン・スタンレーとの連携で、高度化・多様化する需要に対応

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、50カ国以上に拠点を持つ本邦金融グループ随一のグローバルネットワークとグループ会社間の人材・スキルを活かし、国内外の幅広いお客様のニーズに応える商品・サービスを提供しています。

銀行、信託、証券など、国内トップクラスの金融機関が力を合わせてお客様をサポートする体制を整えており、MUFGのグループ機能を集約することで、お客様の外貨に関するニーズに対して総合的なサービスを提供しています。

また外国為替市場においてMUFGの総合力が優位性となり、世界の拠点網へのアクセスを活用して競争力のある価格設定や外貨流動性の供給を可能としています。こうした包括的かつ高品質なサービス提供の姿勢は、お客様から高い評価をいただいているポイントです。

現在、外国為替業務を取り巻く外部環境は、急速なオンライン化の進展や先進的な技術を持つ新たな市場参加者の台頭に伴って競争が激化しています。こうした中、MUFGはお客様に対してさらに優れたサービスを提供するため、米モルガン・スタンレーとの戦略的提携を深化させ、2024年4月より「外国為替のトレーディング業務における協働」を開始しました。

この協働によりMUFGはモルガン・スタンレーの先進的な外国為替取引プラットフォームを活用し、価格提供力の向上や、商品・サービスラインアップの拡充を段階的に進めていきます。モルガン・スタンレーと共に、お客様の高度化・多様化するニーズにこれまで以上に的確かつ迅速に応えることを目指してまいります。

為替マネジメントサービスの契約者数が増加トレンド

昨今では、海外資産投資拡大・運用力強化に対する需要はもちろんのこと、運用者のオペレーション制約や業務継続計画(BCP)の見直しなどの機運の高まりから、特に機関投資家の為替取引・事務の負担軽減を目的とした外部委託(アウトソース)ニーズが急速に高まっています。こうしたお客様のご要望に対応した当グループの契約型為替サービス「為替マネジメントサービス」の契約社数は70社近くまで拡大しています。

「資産運用立国実現」が国の政策となる中で、年金や投資信託などを運用する資産運用会社では、業務効率を上げて運用力向上に資する領域にリソースを分配すべく、今後、定型的なオペレーションをアウトソースする動きが加速するものと考えております。

MUFGでは、引き続きアウトソースサービスの充実化を進めるとともに、お客様のニーズに合わせた新しいサービスを創出していくことにより、通常の為替銀行とは違うかたちで、専門性の高いユニークなビジネスモデルを拡充していきたいと考えています。

“世界が進むチカラになる”をスローガンに、今後もグループ企業一丸となってお客様のチカラになる商品・サービスを提供していく所存です。