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なぜベテラン常務理事はOCIOを導入したのか〜「キーマン・リスク」回避を企図した鷺宮企業年金基金〜
空調や冷熱などの機械器具メーカーで、都市対抗野球の強豪としても知られる鷺宮製作所(東京都新宿区)の企業年金基金は2025年4月、OCIO(Outsourced Chief Investment Officer)を導入しました。同基金の飯島一彦常務理事は総幹事の生命保険会社の出身で、企業年金ビジネスに携わって30年。そんな「年金のプロ」が、なぜ外部リソースを活用するようになったのか。その理由や経緯をじっくり聞きました。(聞き手:阿部圭介J-MONEY論説委員)

鷺宮企業年金基金の概要
- 加入者/1201名 受給者/ 413名
- 年金資産/114億円
- 事務局構成/3名(常務理事=健保常務理事兼務、事務長、職員)
(いずれも2025年3月末)
飯島さんは1982年、大手生命保険会社に入社した。最初の配属が企業年金実務部門。企業年金の設計や契約などのアンダーライティング部門に18年間在籍するなど、一貫して企業年金畑を歩んだ。2017年4月、総幹事先である鷺宮製作所に出向し、鷺宮企業年金基金の常務理事に就任、現在に至る。
運用実績が大きく上下、将来に不安
飯島さんのような「年金のプロ」が、OCIOという外部リソースを活用しているというのはとても意外感があります。相当な理由がありそうですね。
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