J-MONEYカンファレンス「ヘッジファンド投資最前線〜『攻め』と『守り』の両面でユニークな戦略を選べる時代に〜」が2025年6月6日、東京・日本橋のベルサール東京日本橋で開催された。冒頭で野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング(NFRC)の木須貴司氏が特別講演し、「ヘッジファンド投資にとって一番重要なのは、運用戦略の選別だ。全体の中で少なくとも上位50%以上のパフォーマンスの戦略を選びたい」などと述べた。パネルディスカッションでは「企業年金が今、ヘッジファンドに期待するもの〜高インフレ時代をにらむ短期・中長期の戦略とは〜」をテーマに、ブリヂストン企業年金基金の草薙辰夫氏、NFRCの木須氏が、J-MONEY論説委員の阿部圭介氏と議論を交わした。

特別講演今後の資産運用とヘッジファンド投資〜トランプ関税がもたらす不確実性へのソリューション〜
市場価格が頻繁に修正迫られる環境。不確実性と「歪み」が戦略の好機

ヘッジファンド投資にとって一番重要なのは、運用戦略の選別だ。個別ヘッジファンドのリスク・リターンには相当ばらつきがあり、パフォーマンスが全体の中で少なくとも上位50%以上の戦略を選びたい…
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NFRC木須様

野村フィデューシャリー・
リサーチ&コンサルティング

木須 貴司氏

スポンサーセッションRBCブルーベイ・アセット・マネジメント
ベータ・リスクを抑え、安定収益を狙う先進国社債ロング・ショート戦略

金融市場の不確実性が高まる中、投資家に求められるのは守りを重視しつつ安定的なリターンを確保する戦略だろう。当社が提供する『クレジット・アルファ・ロング・ショート戦略』は、主に先進国社債のロング(買い持ち)とショート(売り持ち)のポジションを通じて、ボラティリティを年率6%に抑えながら、年率8%(ネット値、米ドルベース)のリターン獲得を目指す戦略だ…
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ブル―ベイ帆足様

RBCブルーベイ・アセット・マネジメント
帆足 望氏

スポンサーセッションキャプラ・インベストメント・ジャパン
「攻め」と「守り」の両立。キャプラの知見を活用した次世代の株式投資戦略

このように『キャプラ・ディフェンシブ・エクイティ戦略』は、株式投資におけるシンプルかつ困難な課題である「攻め」と「守り」の両立を目指しており、不確実性と資産間の相関が高まりやすい今後の市場環境においては、ポートフォリオの収益ドライバーおよびヘッジツールとしてその有用性はますます高まっていると考えられる。…
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キャプラ伊崎様

キャプラ・インベストメント・ジャパン
伊﨑 彬晃氏

パネルディスカッション企業年金が今、ヘッジファンドに期待するもの〜高インフレ時代をにらむ短期・中長期の戦略とは〜
かつての「救世主」、なお有用だが立ち位置変化

(草薙)ヘッジファンドは主に資産全体の収益源泉分散から組み入れているが、それ以外にも流動性を考慮しつつ短期資産運用としても活用しており、全部を合算すると結構なウエイトになる。…
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パネル全景

パネラーの皆さん