特別講演トランプ2.0と世界経済
「トランプ関税」が映し出す日本経済の弱点 「常識人」? 政権内のバランスに腐心
今、私たちのチームで今年2025年の世界経済見通しを議論している。これが、とても悩ましい。私自身はトランプ大統領を「常識人」と見ており、アメリカも世界も壊さないと考えてきた。従って今年は昨年並みの低成長が続くと判断していたが、ここ1、2 週間の関税措置の大混乱で状況は変わってきた。メインシナリオをどれくらい下方修正するかどうか、という話になっている…
記事を読む >>
スポンサーセッションアクサ・インベストメント・マネージャーズ
25年の実績を基に提供する「SRT戦略」がプライベートクレジットの新たな焦点に
まず、SRTが対象とするローンは企業向けのみならずリテール、不動産向けまで広く含むため、裏付けとなるローンが多様性に富む。DLの大半がBtoBビジネスやヘルスケア関連の企業向け貸出であるのに比べると、非常に分散されたクレジット投資である。例えばアクサIMオルツのSRT戦略では、その裏付けとなるローンは数千件にのぼる。低リスクである上、株式やほかのクレジット資産の値動きとの相関が低いため、安定感のある投資対象と言える。…
記事を読む >>
スポンサーセッションアムンディ・ジャパン
欧州中小・中堅農業セクターに照準。安定収益と高スプレッドの両立
(森田)そこで本講演で当社が紹介したいのが、欧州の中堅・中小企業のうち、農業関連分野に投資する「アグリ・アグロ・欧州ダイレクトレンディング戦略」(以降、アグリ・アグロ戦略)だ。欧州の農業セクターは景気変動の影響を受けにくい上に、資金需要が大きい。中でも中堅・中小向けダイレクトレンディングは依然として比較的高いスプレッドを維持しているため、利回り面での妙味もある…
記事を読む >>
スポンサーセッションドイチェ・アセット・マネジメント
多様性・成長性・ESGの枠組みなど、欧州インフラならではの利点を享受する
米国トランプ政権の関税強化策によって、世界的に経済動向の見通しが悪くなっている。ただし、どのような時代においても、生活に密着したインフラへの投資が安定的なパフォーマンスを提供してくれることに揺るぎはない。中でも我々が重視しているのは「欧州ミッドキャップ・インフラ」への投資である。
記事を読む >>
パネルディスカッション透明性と収益性の両立目指す戦略とは?
超保守的運用から「絶対リターン」獲得へ転換 〜丸紅連合、財務のプロが「説明責任伴う運用」
(藤井)丸紅財務にいたころ、(連合基金ではなく)丸紅企業年金基金の資産運用委員会のメンバーだったが、当時は運用成績をもっぱらインデックス対比で見ていた。しかし現在は実際年金給付の業務なども行うようになり、加入者、受給者のことがより身近に感じられるようになりインデックスなんて加入者や受給者にとって何の意味もない、絶対リターンで勝つことに意味がある、と痛感するようになった……
記事を読む >>